自民党総裁選、河野氏は過半数取れない、岸田氏有利…森功氏が予測〜9月24日「くにまるジャパン極」

ノンフィクションライターの森功氏は、総裁選の今の状況を解説した。

森氏「当初は河野氏が立った時には国民人気が圧倒的に高いので河野氏になると言われていました。もう一人の岸田氏については安倍氏・麻生氏の影がちらつくのでなんとなく人気が高くない。1回目の投票で過半数を取って決まるんじゃないかと言われてましたけど、少しずつ流れが変わってきた。」

どう変わってきたのか？

森氏「河野氏は勢いがあって良かったんですけど、言ってることがあまり岸田氏と変わらないんですよ。脱原発も含めちゃうし。ワクチン政策で私は頑張りましたとか言うんですけど国民はそうは思ってないですよね。そういうところもあって党員票も6割はまず取れない。そうなると決選投票で安倍氏・麻生氏の票がいくことで、岸田氏が有利となる。」

一方で、先週くらいから高市氏の票が伸びているという。

森氏「高市票が伸びてる。今、安倍氏の高市氏推しがすごくて、議員や地方の市議会議員まで電話してるというんですよ。ひょっとすると高市氏が2番手に付くんじゃないか？という説も流れています。もし、河野氏、高市氏の決戦投票になれば河野氏になるんじゃないか？とも言われてます。ただ、ここ2，3日の状況を見ると高市票も頭打ちかな？という感じがしているので、岸田氏が有利と感じますね。」

では、野党にとって選挙を戦いにくいのは誰なのか？

森氏「野党からすると、岸田氏のほうが戦いやすいと誰もがそう言いますよね。ただ、河野氏は菅氏がこけたから出てきた。要するに、河野氏は菅氏から譲られた政権。そこが河野氏の弱み。また河野氏を支える小泉進次郎氏も人気はあるけど実際何をやったかというとハテナ。野党は、河野氏でもけっこう戦えると考えるのでは？」

と、森功氏は、現状の自民党総裁選の状況を解説した。

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