村上信五くんと経済クン アフリカ経済の今をお勉強！

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【椿進（つばき・すすむ）さんプロフィール】
東京大学教養学部卒業後、ボストンコンサルティンググループのパートナー・マネージングダイレクターとして、事業戦略、M&A戦略のプロジェクトを実施。2008年にAsia Africa Investment and Consulting（現AAIC）を創業。中国・東南アジア・インド・中東・アフリカ等で、新規事業育成、市場参入支援等をコンサルティングと投資を通じて実施。日本初のアフリカ・ファンドも運用。ルワンダではマカデミアナッツ農園も手掛ける、加速するアフリカを目にしてきたスペシャリスト。
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【10問でわかる今のアフリカクイズ！】
➀アフリカ大陸には54の国がありますが、アフリカ大陸の大きさは日本の何倍でしょう？
→およそ80倍！インドの10倍、アメリカの３倍。

➁現在アフリカ大陸に住むアフリカ人の人口はおよそ13億人です。0歳から順に並べてちょうど中間になる人の年齢、これを中位年齢といいますが、日本は48.4歳。では、アフリカ全土では何歳でしょうか？
→19.7歳ととても若い。赤ちゃんがたくさん生まれ、医療が充実して乳幼児が死ななくなったから。2050年にはアフリカの人口が25億人になるともいわれている。

➂アフリカ・ケニアの携帯電話普及率は何％でしょうか？
→113％。成人はほぼ全員持っていて、２台持ちしている人が多い。ケニアは７割がスマホだが、95％がアンドロイド。また、ほとんどがプリペイド式。新興国になればなるほどプリペイド式が多い。充電はソーラーパネルなどで行っている。

➃ケニアのモバイルマネー「M-PESA」の成人への普及率は何％？
→96％。チャージした通話料を人に送れるのが特徴。ショップに行くと現金に戻せて送金が完了する。どんな店に行っても買い物ができる。サーバーにあるため、携帯電話が盗まれても大丈夫。

➄イギリスのベンチャービジネス・バビロンとバベルがルワンダでスタートさせた遠隔サービスとは？
→医療。スマホでＡＩ診療ができる。ＡＩが答えられない場合は医師や看護師が出てくる。1回およそ20円で診てもらえる。既得権益者が少ないのがポイント。

⓺ドローンで運んでいる驚きのものとは？
→血液。時速80キロで運べるのでヘリコプターより速い。ルワンダで必要な血液の６割はこのようにして運んでいる。

⓻アフリカ版TikTokともいわれるアプリ「Vskit」。運営しているのはアフリカ最大のスマホメーカーの会社とどこの国の会社？
→中国系のスマホ会社。中国では売っていなくて、アフリカだけでナンバーワンシェアを持っている会社。

⓼アフリカで時価総額10億ドル超え、日本円だと1000億円超えのユニコーンといわれる企業は何社あるでしょうか？
→７社。日本も同じくらい。インドが40社。中国やアメリカは100社や200社以上。

⓽アフリカ大陸にいる中国人は推定100万人。日本人はどれくらいいるでしょう？（※新型コロナ前の外務省統計）
→およそ7500人。中国人は日本人の300倍ぐらいいる。

⓾アフリカで元気のない日本企業の中でもっとも成功している企業は「カネカ」といわれている。こちらのメーカー、女性のハートをつかんでいる。どんな企業でしょうか？
→髪の毛のエクステ。アフリカの女性のとっては髪が命。ウイッグやエクステを必ずつける。OLさんは月収３万円のうち１万円を髪に使うほど。人工毛髪は安全性が大切。燃えにくいというのが注目され、カネカの人工毛髪はアフリカで半分以上シェアを持っていて、何百億というビジネスになっている。
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今、アフリカがアツいんだなということがよく分かりました。ビジネスチャンスがたくさん転がっている！そのチャンスをモノにできるかどうか…まだまだアフリカの可能性に気づいている日本人は少ないのだと先生のお話を聞いて感じました。とういうことは、今がチャンスですよね！？ジャニーズ事務所アフリカ支部もいつの日か！実現楽しみにしております！
坂口愛美