プロ野球からアメリカンフットボールに転向 石川雄洋選手

プロ野球からアメリカンフットボールに転向 石川雄洋選手

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8月30日の文化放送『岩本勉のまいどスポーツ』
昨シーズンまで横浜DeNAベイスターズでプレーし
今年5月、アメリカンフットボール
ノジマ相模原ライズに入団した石川雄洋選手が生出演。

練習開始から2か月が経過したここまでの
手応えや戸惑い、目標などを伺いました。

目次

  1. 野球との違い
  2. 戸惑い
  3. 目標
  4. 9月~10月 関東地区の試合日程
  5. 【追記】開幕戦でパスキャッチ!

野球との違い

アメリカンフットボールに取り組んでから
野球との違いを実感したこととして
全力で走りながら「曲がる」「戻る」動作を挙げる
石川雄洋選手。

野球(走者)は全力で走ってから
速度を落とす(ベースで止まる)際、
スライディングをしますが
アメリカンフットボールでは走ったまま
極力速度を落とさないように
「曲がる」「戻る」必要があります。

「なるべくスピードをころさないように
 曲がったり戻ってきたりしなきゃいけないのが
 難しい」
そうです。

また「アメリカンフットボール」
競技者間の接触のあるコンタクトスポーツの中でも
力を抑制せず相手選手に直接接触する
“フルコンタクト”に分類される競技。

「パスを捕って、その瞬間に
 タックルがきたりするので、そのへんがすごいですね。
 それでも捕らなきゃいけないんで、
 
(パスのキャッチに)集中してるんですけど
 タックルも準備しなきゃいけない」

戸惑い

アメリカンフットボール転向後に
最も戸惑ったことの一つは
「作戦」や「用語」がわからないこと。

「野球のサインプレーは
 だいたい想像がついたんですけど、
 
(アメリカンフットボール転向後)最初は
 ミーティングとかで何を話しているのか、
 用語がわからないのでチンプンカンプンというか」

何時間も机に向かって勉強したという石川雄洋選手

目標

国内トップリーグ・Xリーグ1部
「X1 SUPER」秋の公式戦開幕は9月4日。

石川雄洋選手は
65名の選手登録枠入りを果たしました。
(新人15名、全体65名)

「楽しみは楽しみなんですけど
 まだ多少不安もありますし、
 それでも、試合に出てなくても
 チームに貢献することもありますし、
 しっかりチームに貢献できるように
 頑張ってやっていきたいと思います」

当面の目標は試合でタッチダウンを決めること。

タッチダウン・・・
 ボールがエンドゾーンを通過
 (ボールを持った選手がエンドゾーン内に入る)
 またはエンドゾーン内でキャッチする

(開幕は)楽しみは楽しみなんですけど
 まだ多少不安もありますし、
 それでも、試合に出てなくても
 チームに貢献することもありますし、
 しっかりチームに貢献できるように
 頑張ってやっていきたいと思います」

ガンちゃんとは、高校卒業後に野球でプロ入りし、
16年間プレー
17年目も現役続行を目指したことなど
共通点がある石川雄洋選手。

「34~35歳で新たなスポーツに挑戦する・・・。
 
(僕は)他のスポーツは考えられなかった
 “しゃべり”で野球を勉強しようと
  思ったんです、あらためて」(岩本)


最後に番組をお聴きのリスナーの皆さんに
メッセージをいただきました。

『新しいことを何か始めたいな』って
 思っている人に少しでも
 勇気が与えられるようなプレーをできるように
 頑張っていきたいなと思いますので、
 お互いに頑張っていきましょう」(石川)

9月~10月 関東地区の試合日程

 ◆ 9月4日(土)14時(富士通スタジアム川崎)
           富士通フロンティアーズ戦
 ◆ 10月3日(日)14時(富士通スタジアム川崎)
           オービック シーガルズ戦
 ◆ 10月30日(土)13時(相模原ギオンスタジアム) 
           オール三菱ライオンズ戦
   ※ 今シーズン初のホームタウンゲーム

 ノジマ相模原ライズ ウェブサイトは こちら

【追記】開幕戦でパスキャッチ!

石川雄洋選手は9月4日に行われた
Xリーグ:X1スーパー第1節
開幕戦の富士通フロンティアーズ戦でデビュー。

第4クォーター途中に
ワイドレシーバー(WR)として出場すると
24ヤードパスをキャッチ。
デビュー戦でパスキャッチ1回を記録しました。

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