西武・柘植と川越が移籍した木村と佐藤の登場曲を響かせ「感謝の想いを込めて」(ライオンズナイター)

西武・柘植と川越が移籍した木村と佐藤の登場曲を響かせ「感謝の想いを込めて」(ライオンズナイター)

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リーグ戦再開前日のトレードから2週間、西武と日本ハムが後半戦初の対戦を迎えた。日本ハムに移籍した木村と佐藤龍世はそれぞれ「6番ライト」「7番セカンド」で出場、スタメン発表や打席に向かう際は、球場全体が両チームのファンからの温かい拍手で包まれた。

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練習中は再会を喜んだライオンズナインも、特別な想いで初めての対戦を迎えていた。この日、スタメンマスクをかぶった柘植は第1打席で木村の登場曲、TUBEの「ひまわり」をメットライフドームに響かせると、続く第2打席は佐藤龍世の登場曲を使用。また、川越も第2打席で木村のもうひとつの登場曲、BREATHEの「share happiness」にのせて打席に向かい、中前打、プロ初盗塁と躍動した。

「色々お世話になったので感謝の想いを込めて使わせて頂きました」

新人時代の昨年から木村に特に可愛がられていた柘植は「優しくて、たくさんのことを教えてくれた先輩です。ずっと近くにいたので、ショックというか・・・もっと一緒にプレーしたかった気持ちが強かった」と突然の別れをきいたときの心境を振り返った。

森の不在もあって巡ってきた2か月ぶりのスタメンマスクが、お世話になった先輩との初対戦の日だった。「キムさんと龍世さんには絶対に打たれないようにしよう!と思っていました」。木村と佐藤2人に対して8打席で無安打3奪三振に抑えると、打席では2安打と結果を残した柘植。「明日は勝てるように頑張ります!」と力を込めた。

  • 木村の写真の切り抜きを手にする柘植(2020年3月撮影)
  • 木村自身が切り抜いて柘植のリュックに忍ばせていた
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