えのきどいちろう氏、五輪期間中のメディアの報道を問題視「コロナに力を注げなかった」〜8月13日「くにまるジャパン極」

えのきどいちろう氏、五輪期間中のメディアの報道を問題視「コロナに力を注げなかった」〜8月13日「くにまるジャパン極」

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えのきどいちろう氏「五輪期間中に今日の感染者は、何人でしたと、信じられない数が伝えられた。その後、アナウンサーが声を弾ませながら、日本人のメダル獲得のニュースも読む。この自己矛盾。アンビバレントな状況になってる。」
8月13日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)でコラムニストのえのきどいちろう​氏は、五輪期間中のメディアの報道を問題視した。

えのきどいちろう氏は、五輪最終日に民法ラジオ99社が男子マラソンの中継したことを指摘した。

えのきど氏「日本の大会だから、オールジャパンで盛り上げていく大人の事情もわかります。しかし、私が考えるラジオの良さは小回りが利くことと独自性なんですね。この時、午前中に九州に台風も来ていた。それでも、九州の放送局も同じように放送していた。五輪期間中、メディアはコロナ、台風、猛暑といったことに力を割けなくなった。」

えのきど氏は、新聞の報道の在り方についても触れた。

えのきど氏「今回の五輪は、大手新聞各社がスポンサーになっちゃった。批判する勢力がなくなっちゃった。1社が突っ走ったらどこかがブレーキをかける。これがすごく意味があることだと思う。」

そして、五輪期間中に聞いたニュースについて、えのきど氏は矛盾を感じたという。

えのきど氏「今日の感染者は、何人でしたと、信じられない数が伝えられた。その後、アナウンサーが声を弾ませながら、日本人のメダル獲得のニュースも読む。この自己矛盾。アナウンサーの頭の中どうなっちゃってるんだ。アンビバレントな状況になってる。」

えのきどいちろう氏は最後に、五輪期間中に新型コロナウイルスの注意喚起力が下がったことを嘆いた。

えのきど氏「五輪期間中、コロナの注意喚起力が下がっちゃったんじゃないかな。台風や大雨の時、TVはL字型の画面にして情報を出しますよね。競技中継している時には、そうゆうやり方をするのもあったんじゃないかな。」

「くにまるジャパン極」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。えのきどいちろう氏は第2金曜日にコメンテーターとして登場。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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