獅子の明日を担え!埼玉西武ライオンズジュニア今季メンバー決定【L-FRIENDS】(ライオンズナイター)

獅子の明日を担え!埼玉西武ライオンズジュニア今季メンバー決定【L-FRIENDS】(ライオンズナイター)

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埼玉西武ライオンズが2018年に立ち上げた地域コミュニティ活動『L-FRIENDS』。地域、ファン、選手、スタッフがひとつの仲間としてつながり、未来に夢をつないでいくということを目的に「野球振興」「こども支援」「地域活性」「環境支援」の4つの柱を中心に取り組みを続けている。

今回紹介するのは今冬開催予定の『NPB12球団ジュニアトーナメント2021』だ。NPBとプロ野球12球団が連携し、「こどもたちが“プロ野球への夢”という目標をより身近に持てるように」という考えのもとに企画されたこの軟式野球大会も、今年で17回目の開催。各球団小学5、6年生で編成されたジュニアチームで日本一を決める。8月2日、385名の野球少年の中から「埼玉西武ライオンズジュニア」として戦う16人のメンバーが決定した。

8月2日。時計の針はまだ午前9時を過ぎたばかりとはいえ、県営大宮球場の気温はすでに30度を超えていた。そこに緊張の面持ちで31人の野球少年たちが集まってきた。彼らはこれから「埼玉西武ライオンズジュニア」のメンバー、16人の座をかけて〝最終選考″に挑むのだ。

受付を済ませると選手はベンチへ、保護者はスタンドへ。保護者からの「水分をちゃんととるんだよ!がんばってね!」という最高のエールを受けてベンチに進む少年たち後ろ姿は、普段のランドセル姿が想像できないほど頼もしかった。

ベースランニングやキャッチボール、シートノックのあとは試合を想定した実戦形式に臨んで選考はすべて終了。同チームで指揮を執る星野智樹監督(現・ライオンズアカデミーコーチ)らによる選考会議を経て、メンバー16人がその場で発表された。

当然、惜しくもここで涙をのんだ選手もいる。そんな選手に向けて星野監督は、「本音をいうと応募してくれた385人のみんなと戦いたい。でも16人選ばないといけないのでコーチたちと話し合って選ばせていただきました。選ばれなかった子も今日がゴールではありません。今日がスタートだと思って次の目標に向かって前に進んでがんばってほしい」とエールを送った。

一方で、喜びに満ち溢れ笑顔が眩しい〝新生″埼玉西武ライオンズジュニアは、12月28日~30日まで関東(横浜スタジアム・明治神宮野球場)で開催される「NPB12球団ジュニアトーナメント2021」に向けて、これから約5カ月、“チーム”として練習や練習試合を積み重ねていく。

早速、背番号決めや練習着の採寸などを済ませると、これからの活動に向けて星野監督から「日付が変わるまでは余韻に浸ってください。選ばれて良かった!やった!喜んでください。ただ、0時過ぎたらもう戦いが始まります。レギュラーも決まっていない。エースも決まっていない。これから次の挑戦が始まります。みんなで勝負してレギュラーとれるようにがんばっていこう」と語気を強めた。

ライオンズジュニアは本大会でまだ優勝したことがない。今年こそ悲願の初優勝を奪取すべく、これからどんなチームに成長していくのか期待したい。

385人の中から選ばれた16人のメンバーは以下の通り。
※背番号、氏名、ポジション、所属チーム、選ばれたときの気持ちや意気込み

1.宮澤智也(ミヤザワ トモヤ)
野手/群馬県・新羽ホークス
本当に選ばれたんだという実感がまだ湧かない。
上手い選手たちが集まっているがレギュラーをとって活躍する。

2.高原一樹(タカハラ イツキ)
捕手/東京都・中村ウィンズ
最終選考ではホームランも打ててうれしかった。
声を出してチームを引っ張っていきたい。

3.中村勇斗(ナカムラ ユウト)
野手/東京都・高井戸東少年野球クラブ
凄いうれしかった。チームの優勝に貢献できるように特にバッティングをがんばりたい。

4.吉澤奏佑(ヨシザワ ソウスケ)
野手/東京都・SKポニー
うれしかった。チームで協力して優勝目指してがんばりたい。

6.渡部公耀(ワタナベ コウヨウ)
野手/東京都・東久留米クラウン
すっごくうれしかった。チーム一丸となってがんばりたい。
試合に出たら毎回ヒットを打って出塁したい。

8.新井悠河(アライ ユウガ)
野手/群馬県・采女小リトル
めっちゃうれしかった。チーム一丸となって、声をたくさんだして盛り上げていきたい。(セレクションでは初めてセカンドの守備についたが)どこのポジションでも守れるようにがんばりたい。

9.戸倉光揮(トクラ ミツキ)
野手/東京都・東京世田谷ボーイズ
(最終選考では)あまり良いプレーができなかった。本当に自分が選ばれて良いのかなと思ったけれど、メンバーに残れなかった人たちの分まで全力でプレーしたい。

10.町田涼真(マチダ リョウマ)
捕手/埼玉県・鴻巣ライオンズ
うれしかった。チーム一丸となってプレーして1位を目指したい。

11.川本晴大(カワモト ハルト)
投手/埼玉県・泉ホワイトイーグルス
うれしかった。声を出して試合に出て活躍したい。

12.石川莉大(イシカワ リオ)
投手/埼玉県・松山西ジャイアンツ
すごくうれしかった。チームを引っ張れるピッチャーになりたい。

16.大野夢叶(オオノ ユウト)
投手/埼玉県・志木ジュニアベースボールクラブ
今まで努力してきたことが結果に出て良かった。
登板したら絶対に抑えて日本一をとりたい。

17.神戸翔愛(カンベ トア)
野手/群馬県・原市LK twins
これからこのメンバーでプレーできるんだなと思ってうれしかった。
みんなと協力して優勝したい。

18.田村慎之介(タムラ シンノスケ)
投手/新潟県・片貝ジャガーズ
うれしかった。選ばれなかった人たちの分までがんばりたい。

21.柳澤成(ヤナギサワ ナル)
投手/東京都・豊葉
(最終選考では)バッティングの調子が良くなかったけれど、良い投球ができたのでうれしかった。これからはピッチャーに専念するのでどんどんレベルが高くなっていけるようにがんばりたい。

23.周東拓海(シュウトウ タクミ)
野手/群馬県・毛子連パワーズ
すごいうれしかった。チームで協力して優勝できるようにがんばっていきたい。

34.反町魁秀(ソリマチ カイシュウ)
野手/群馬県・利南東イーグルス
すごいうれしかった。やるからには優勝を目指したい。

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群雄割拠の様相を呈するパシフィック・リーグ、王座奪回を目指す埼玉西武ライオンズの試合を中心に放送! 今シーズンも「吼えろ!ライオンズ 叫べ!文化放送ライオンズ…

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