洋楽ジャパンX 7月21日 大浦龍宇一 第11弾 夏の午後、水をまいてる
水曜日はスペシャルな選曲で洋楽を極める「洋楽ジャパンⅩ」
洋楽ファンの皆様、一週間のご無沙汰でした。
今週も懐かしいポップス談義に花を咲かせます!
今週のお客様は、大浦龍宇一さんです!
22歳年下の奥様、YURIEさんから「5歳児」と呼ばれているという大浦龍宇一さん。最近知り合われたというN.S.P.のベース担当、平賀和人さんとの交流の中から、17年前に亡くなられたヴォーカルの天野滋さんが使っていたギターを預かることになり、弾きまくっている…とのこと!
今回は、「夏の午後 水をまいてる」というテーマ通り、真夏の日差しの下、一服の潤いとなるような爽やかなナンバーを3曲、ご紹介いただきました!
*プレイリスト*
★クレヨン・エンジェル / ジュディ・シル
Crayon Angels/JUDEE SILL
*ジュディ・シル(1944‐1979)アサイラム・レコードの第一号契約アーティスト。2枚のLPをリリースした後薬物過剰摂取により逝去。この曲はデビュー・アルバム「ジュディ・シル」のA面1曲目に収録されている。
【大浦さんコメント】夏の午後に聞きたい音楽は?と聞かせたら、ジュディ・シルを選びます。歌声、サウンド、心に水がまかれるようです。#名盤はジャケもいいと、インスタにハッシュタグがあるのもよく分かる一枚。
★名前のない馬/アメリカ A Horse With No Name/America
*1971年にヨーロッパ、翌年アメリカでシングルとして発売され全米№1のビッグヒットとなったデビュー・シングル。メンバーのデューイ・バネル作で、子どもの頃の砂漠旅行で見た風景が基になっているとのこと「名前のない馬は、混沌とした現在から静かで幸福な場所へ移動するための乗り物の比喩だ」
【大浦さんコメント】70年代の日本の伝説フォークグループN.S.P(ニューサディスティックピンク)ヴォーカル天野滋さんが愛用していた大切なギターYAMAHAの最高峰 LL55が、不思議な縁と流れで今、我が家で預からせていただいております。毎日ガンガンに弾かせていただいております。
現在妻がラジオ番組で共演しているベースの平賀和人さんと、「Y.S.P」というグループ結成に向けて動いていて、いつしか僕もほぼ参加決定の流れです(笑)平賀さんのご自宅にも夫婦でよく遊びに行かせていただいています。3人のハーモニーとこのサウンド。キラキラな音のギターと動くベース。再結成したN.S.Pの最後のシングル「水のせいだったんです」は、AMERICAの「名前のない馬」からインスパイアされたものと教えてもらい、N.S.Pらしさが重なるこの曲をセレクト。
★イフ・ユアー・ロンリー/エリック・ジャスティン・カズ
If You’re Lonely/Eric Justin Kaz
*ソングライターとして多くのアーティストに曲を提供する一方、70年代に2枚、そして21世紀に入ってまた2枚のソロ作品を発表している。イフ・ユアー・ロンリーは71年リリース、ファースト・アルバムのタイトル・チューン。
【大浦さんコメント】夏の午後。夕暮れ時に海辺で聞きたい。知る人は知る、でも隠れているそんな名曲を。味わいの夏の午後ともに。
<オープニング・ナンバー>
コットン・フィールズ/クリーデンス・クリアウォーター・リヴァイヴァル
「水をまいてるの『水』つながり、『クリアウォーター』ってことで…」
★大浦さんからのメッセージ
くにまるジャパン極〜!邦丸さん、文野さん、スタッフの皆さま。いつもありがとうございます。22才差の妻に「5才児」と呼ばれている大浦龍宇一です。
確かにその通りかもしれないという気もしている私です。
さて、今回も音楽以外にお話したいことは星の数ほどあるのですが、
洋楽を愛する者として音楽を語れるこの至福の時間通して、
実年齢52才という大人として、ここは「何を引くかの引き算の美学」を持って、
良き時間を過ごしたいと思っております。
52歳。俳優人生27年。葬儀の派遣の仕事の方は辞めました。
真剣にトライしてきましたが、自分の根にあるものと合わないので身を引きました。お恥かしながら5ヶ月しか持ちませんでしたが、この決断でよかったと思っています。
本当に今までにない貴重な経験を学ばせていただきました。
正直毎日が苦しかったですが、おかげさまでこの時間を通して、自分自身のいろんな姿に気づくことができました。
また新しい自分のビジョンも見えました。感謝です。
そんな今というこの時を「生きている」僕が、
夏の午後をイメージして、良質の洋楽を選んでみました。
さて、心地よい水がその心にもまかれてるでしょうか?
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