おおたわ史絵氏が診たワクチン接種副反応…高齢者はへっちゃらな人が多い 6月25日「くにまるジャパン極」

おおたわ史絵氏が診たワクチン接種副反応…高齢者はへっちゃらな人が多い 6月25日「くにまるジャパン極」

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「私の患者さんでも高齢者の方は意外とへっちゃら。なんてことないという人がほとんどでした。」総合内科専門医のおおたわ史絵氏は、6月25日放送の「くにまるジャパン極」(文化放送)で高齢者のワクチン接種の副反応についてこのように話した。

政府は6月24日、新型コロナウイルスワクチンの接種回数が、目標の1日100万回を達成したと発表した。日本のワクチン接種の進捗状況について、おおたわ氏は医師の立場からこうコメントした。

 

おおたわ氏「全然、不可能な数じゃないと思っています。なぜなら我々、日本の国の中のワクチン接種というのが、ある一定の時期にドンと打ちましょうというのに慣れていたからです。また、実際に打ちたいという人がすごく多く手を挙げてくださった。この両方が相まって接種はどんどん進んだかなと思っています。」

 

そして、ワクチン接種の副反応については…

 

おおたわ氏「私の患者さんの話を聞くと、ワクチン接種1回目の翌日は“肩が痛い”“肩が上がらない”とおっしゃる方がいました。2回目の翌日は“ちょっと熱が出る”“だるい”という感じの方が多いです。」

 

高齢者と若者の副反応の違いについては…

 

おおたわ氏「これは圧倒的に20代、30代のほうが副反応が強いです。若い方は38度くらいの熱が出ることが多いですが、65歳以上の高齢者はだいたい熱が出るのは10人に1人くらいと言われています。私の患者さんでも高齢者の方は意外とへっちゃら。なんてことないという人がほとんどでした。」

 

解熱剤が品薄になっていることについては…

 

おおたわ氏「私の感覚からいうと、私は解熱剤は使いませんでした。接種の翌日は、ちょっとだるいなという程度でした。皆さんもそんなに心配しなくても”解熱剤持ってなかったら大変だわ”と思い詰めなくても大丈夫ですよとお伝えしたいです。」

 

第5波が懸念される感染者の数については…

 

おおたわ氏「オリンピックで海外の人たちの流入も増えてきますので、そうなると新しい変異株が出て来る確率は残念ながら上がっていきますよね。ただ、新しい変異株に関してもワクチンが効くことが世界的にわかっていることなので、すごく恐ろしい状況になっているとは私は思わないです。このままワクチン接種が進んでいって、欲を言えば数年後には治療薬が出てきてくれると、こういったことも昔話として笑える日が来るかなと、私はそこを望んでいます。」

 

おおたわ史絵氏は医師の立場からこのように自身の見解を述べた。

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