
バス・電車の運転手不足を落語家・春風亭一蔵も痛感!落語会で「7時半には…」
落語家の春風亭一蔵がパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂フライデー ~どうした!?一蔵!』(文化放送・金曜日9〜13時) 4月11日の放送は、パートナーの水谷加奈アナウンサーとともに、今気になるニュースについてトークを繰り広げた。
水谷アナ「今日、一蔵さんが斬るニュースは何でしょうか?」
一蔵「これは絶対触れたいのが、『運転士不足で減便の長井線、朝の通学時大混雑 「毎日は大変」高校生ため息』という山形新聞の記事です。要するに山形鉄道のフラワー長井線が運転手不足で減便しなきゃいけない。ついては通学通勤ラッシュで子どもたちがいっぱい乗ってきて、もうギュウギュウ詰めだっていうんですよ。これね、運転手さんの不足っていろんな所で起こってんですよ。
僕が今週の日曜日に行った落語会が保土ヶ谷だったんですけど、駅からかなり遠いところにあるバスでしか行けないお寺だったんですよ。僕が伺ったのは4回目ぐらいで、6時開演なんですが、いつもは終演時間について世話人の方はなんにも言わないんです。ただ、今回は「7時半にはバラしてください」と言われたんです」
水谷「ほお」
一蔵「え、なんで?って聞いたら「最終のバスが今までは8時46分だった」と。それで帰らないと車で来てる方以外はお帰りできない。それが運転手さん不足で「7時46分が最終になった」というんです」
水谷「へえ~」
一蔵「つまり7時半を目指さないと「一蔵さんは長いから、7時半を目指しても7時40分ぐらいになっちゃうでしょ」と。「何としても、その7時46分のバスに乗せてあげたいんで、お願いします」と」
水谷「バスも運転手さんが不足しているんですね」
一蔵「そう、免許の都合や電車の運転手さんだと教育のコストがかかるっていうのもあると思いますけど、そこですよね。今だいぶ女性も増えてきましたが、まだまだ少ないです。例えばファミレスのアルバイトさんじゃないですけど、2時間だけできるとか、3時間だけできるとか、そういう風に広げていく」
水谷「それが可能ならね」
一蔵「可能ならそれをやるべきだと思うんですよ。時給をちゃんと上げて、ちょっとパート気分でも電車の運転手さんとかバスの運転手さんができるよって。免許とかお金がかかることもありますが、それは国の方でなんとかしてもらって。かなり困っている人が多いからこそ、そこをサポートして、気軽にパート気分で運転手さんをできる状況にして欲しい。タクシーの方は、今、色々とそういう取り組みが行われてますけど、バスも電車もでしょ。こっちも働き方改革を早くしましょうよって、すごく強く思いました」
放送では、40歳オーバーのプロ野球選手の活躍や、野菜高騰のニュースについても持論を展開!トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。
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