
長引く寒波!日本海側中心に記録的な大雪、交通機関への影響・雪崩などに要注意!
毎週日曜朝5時5分からお送りしている「防災アワー」
防災をもっと身近にもっとわかりやすく生活目線でお送りしている番組です。
今週も各地大雪が続きました。
きょう2月23日も日本海側中心に大雪が続き、青森県酸ヶ湯で5m9㎝、新潟県魚沼市守門で3m83㎝の積雪を観測。
また、青森県弘前市で1m60㎝、秋田県北秋田市で1m93㎝と統計開始以来最多の積雪記録を更新しました。
今夜から連休最終日の明日24日夕方にかけて、北陸から中国地方で大雪となり、普段雪の少ない近畿中南部や四国の平野部でも大雪となるおそれがあります。
交通への影響や除雪中の事故などに十分ご注意ください。
(以下気象庁HPより)
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2月19日記者会見に臨んだ気象庁・野村竜一(のむら・りょういち)長官は
「この冬の特徴でもあるが、一度寒気が下りてきて、冬型の気圧配置になるとそれが非常に長く続く。時間当たりの雪がそれほど大量でなくても何日間も続く、トータルで非常に大きい積雪量になる。除雪が追い付かない所だと積雪が多くなり、寒気も長く居座るのでご注意いただきたい。日本海に収束帯(JPCZ)ができるとそれが当たる地点では急速に雪が強まり、突然大雪が降る。直近の予報に注意して」と呼びかけました。
連休明けから冷え込みは落ち着き、次第に気温が上がる見込み。雪の多い所では雪崩や屋根からの落雪などにも注意が必要です。
さて今週の防災アワーは中央区晴海で行われたタワーマンション、2棟の合同防災訓練の様子をお送りしました。
「ザ・パークハウス 晴海タワーズ クロノレジデンス」防災会のメンバー藤原広和さん
タワマンの一番の懸念は「エレベーター」。去年の元日、能登半島地震の際はエレベーターが止まり、4時間動かなかったそうです。
最上階48階まで上がるのは大変、20階以上にお住まいの方は1.2階に待機としたそうです。
いい予行練習になったとか…。
また消防訓練として消火器の使い方にもチャレンジ!
また、煙ハウス体験も行われ、晴海の臨海消防団第二分団が注意点を述べるなど、丁寧に指導していました。
また、この日は「浄水器利用体験」や青空の下「餅つき」も行われました。
多くの住民の皆さんが、楽しみながら「防災訓練」に取り組んでいました。
気象予報士 防災士 都庁・気象庁担当記者
伊藤佳子