火の国サラマンダーズ初代監督就任

西武、ソフトバンク、楽天、ロッテの
パ・リーグ４球団でキャッチャーとして１９年間プレーした
細川 亨監督は、昨シーズン限りで現役を引退すると
九州アジアリーグの代表理事、
田中敏弘氏から新球団の監督就任要請を受けます。

田中さんは、キャッチャー出身の監督に
チームを指揮してほしいという
強い想いがあったそうです。

「野球熱が凄すぎて
　話だけでも火傷するような、
　こんな熱い方と一緒にできるなら」と
熊本を本拠地とする
火の国サラマンダーズの初代監督就任を受諾。
指導者としての野球人生を歩み始めます。

九州アジアリーグは現在、
火の国サラマンダーズ、大分B-リングスの
２チームが加盟。
この両チームの直接対決による公式戦のほか
沖縄の独立プロ球団、琉球ブルーオーシャンズ、
四国アイランドリーグplus加盟球団、
ソフトバンク三軍などとの交流戦を含め
年間60試合程度開催予定。

火の国サラマンダーズは
社会人野球の熊本ゴールデンラークスが母体となり
投手陣への指導は
地元・熊本出身で、プロで通算182セーブを挙げた
馬原孝浩さんが担当。
ベイスターズ、ホークスＯＢ、吉村裕基選手が
選手兼任コーチとして所属。

先日は、昨シーズンまで広島カープでプレーした
小窪哲也選手の入団が発表されました。

一方、大分B-リングスは
巨人、ダイエーＯＢの
廣田浩章さんが監督を務めています。

名捕手・細川亨の指導法

細川 亨監督が
キャッチャーへの指導で重視するのは
スローイングの際の「足の動かし方」。

「若い時は上半身や
　肩だけで投げていたんですけど、
　体感も大事ですし
　足の動かし方が一番大事になってくるんて
　そこを重視してほしいですね」（細川）

「マスク被ってても
　打者の嫌なところ攻めるよりも
　ピッチャーのいいところを
　輝かそうとしてたキャッチャーですよ、
　細川さんは。
　なので数々の名投手が
　あなたから巣立っていったんですよ。
　指導する相手の心に寄り添った
　指導をお願いしたいな」（岩本）

「そうですね。やっぱり選手一人ひとり、
　気持ち、メンタル、
　いろいろあると思うんで」（細川）

九州一から、全国制覇へ

今シーズンここまで（6月13日終了時点）
大分戦は10勝2敗。

ソフトバンク三軍との試合では
リハビリ明けの甲斐野 央投手とも対戦しました。

「すごいいいピッチャーを
　打たなければいけないので
　また練習に励む、
　本当にいい感じでできてますね」（細川）

「いい相乗効果。九州、熱いね！」（岩本）

細川監督の目標は九州一、
そして​独立リーグ日本一決定戦
『グランドチャンピオンシップ』制覇。

「トップを取りにいきたいですね」（細川）

火の国サラマンダーズのウェブサイトは こちら

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