「文化放送開局記念 昭和100年スペシャル『第5スタジオは礼拝堂~日本文化放送協会 そのはじまりの物語』」3月31日(月)放送

「文化放送開局記念 昭和100年スペシャル『第5スタジオは礼拝堂~日本文化放送協会 そのはじまりの物語』」3月31日(月)放送

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文化放送では、「文化放送開局記念 昭和100年スペシャル『第5スタジオは礼拝堂~日本文化放送協会 そのはじまりの物語』」を、3月31日(月)午前9時00分より放送します。

1952年に開局し、2025年3月31日に開局73年を迎える文化放送。『第5スタジオは礼拝堂~日本文化放送協会 そのはじまりの物語』は、2017年に実施した「開局65周年プロジェクト」の活動の一環として制作された特別番組です。2022年の開局70周年のタイミングでは新たに調べ直した内容を加え、ナレーションも再録したものを放送しました。今回はそこからさらに一部内容を変更し、リメイク。あらためて文化放送誕生にまつわる物語を1時間にわたりお送りします。

左:聖パウロ修道会の創立者アルベリオーネ神父、左から2番目:文化放送創立者マルチェリーノ神父

戦後作られた民放局(当初はすべてラジオ局)は、いずれも新聞社や財界などが中心になって作られました。しかし、唯一文化放送だけは様々な紆余曲折を経て、「イタリア人のカトリック神父」らが中心になって設立。異色の放送局としてスタートを切りました。旧社屋はまるで教会のような佇まい、名称も当初は「放送協会」でした。イタリア人たちが来日したきっかけもユニークそのもので、今からちょうど100年前まで時を遡り、日本から遠く離れた北イタリアのアルバという町のカトリックの書店で、2人の神父の間で偶然交わされた立ち話だったという謎めいたエピソードもあります。

1934年に日本の地を踏んだイタリア人神父・マルチェリーノは、戦前は布教活動に励み、戦時中は特高警察に身柄を拘束され、戦後は日本に帰化をして放送局の設立に奔走しました。

当番組では、そんな文化放送誕生にまつわる合縁奇縁とも言えるエピソードの数々、開局当初のユーモラスな顛末記などを関係者の証言とともに紡ぎ、加えて当時の貴重な番組音源も紹介します。

昭和28年頃の四谷社屋

※ブログ版「第5スタジオは礼拝堂~日本文化放送協会、その始まりの物語」はこちらから

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