高校授業料の無償化に向け、所得制限を撤廃へ。内藤剛志「人を創るんだから!」

高校授業料の無償化に向け、所得制限を撤廃へ。内藤剛志「人を創るんだから!」

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野村邦丸アナウンサーが大将を務める「くにまる食堂」(文化放送・毎週月~金曜9時~13時)。2月6日(木)の最初のコーナー「ニュース一番出汁」では、邦丸アナとパートナーで俳優の内藤剛志が、高校授業料の無償化のニュースについて意見を交わした。

野村邦丸アナ「高校授業料の無償化を巡って、自民、公明両党は公立、私立を問わず「世帯年収910万円未満」としてきた就学支援金制度の所得制限を2025年度中に撤廃する案を日本維新の会に提示しました。実現すれば公立高校では無償となります。日本維新の会は高校無償化を予算案への賛成条件のひとつとしていて、自民党と公明党は日本維新の会に譲歩を示すことで、協力を取り付けたい考えです。
この高校授業料の無償化ですが、都道府県によってかかるお金が違うっていう。東京都の場合って、今随分と色んな面で恵まれてるっていうのかなあ、無償化になってなくても……例えば、東京都と神奈川県、間挟んで多摩川の近くに住んでいる川崎市民の方がおっしゃっていたっていうのは記事に出ていますが、引っ越す人が増えたって聞きますね」

内藤剛志「東京側へ!」

邦丸「東京側へ。それも、小・中・高に通う予定のお子さんがいらっしゃる方は、収入によってはえらい差がつくからと、同じ条件で東京側に引っ越すっていう。『川ひとつ隔ててこうも違うのか』ってこともいわれていて、神奈川県と川崎市も、一所懸命やってるんでしょう。地方自治体って非常に財政難であるという中で、正直いって東京都は一番潤ってます」

内藤「地方へ行くと大きな企業の下請け工場があるようなところは、無償化だったりするんですね。やっぱり税金収入が多くて。やっぱりそれは、それぞれの自治体によるんだろうけども、人間を創るわけですから。お子さんたちがいつか、税金を納める人たちになっていくんだから、無償化の方がいいんじゃないですか?」

邦丸「ですね! それをわかってても各自治体では、やりたい気持ちはあるけどもそういうお金を捻出するにはどうすればいいんだろうと。これを優遇するとこれが劣ってしまうというんで、その辺の難しさはあるんだろうけども、なるほどなあ……」

内藤「教育って、わりと一番上に来ませんか? どうですか? 順番からすると。今じゃないかも知れないけど、いずれのために人を創るんであれば、必要でしょ?」

邦丸「まあ、昔からね、教育は未来への投資だっていうことはよくいわれてるけども。あと、これも前に一回いいましたけど、ハア~って思ったのが、うちの一番上の孫が今度今度高校三年生なんですよ。で、どうするのかなあ、大学行くのかなあって思ってたら、アニメとか、仮面ライダーが大好きなんです。で、近い将来作る側の立場になりたいと。映像関係の仕事に進むために専門学校に入りたいと。受かるかどうかはわかりませんが、ビックリしました。入学金から学費から、『おまえ医学部行くのか!』っていうぐらいの金額らしいんです。そうなると、母である私の娘からすると『どうしよう』と。これがまた悩むわけでしょ? せっかく夢を持っているんだから実現させてやりたい、そのための専門学校……今、日本はアニメとかそういうものを日本の財産にしようっていってるわけでしょ? ところが、これからその世界に入ってゆく子供たちが学ぶ学校が高いんですよ」

内藤「僕の母校もそうですよ」

邦丸「日本大学の芸術学部!」

内藤「そうです、私の学部もやっぱり高いです、意外と。だから映画だけじゃない、演劇だったり音楽だったりを、これから支える人たちに対してっていうのはありますよねえ」

邦丸「どうしても設備とか、実習でお金が高くなるのはわかるんだけども、もうちょっと光をあててくれないかなあと……」

内藤「そうですね、確かに高い!」

「くにまる食堂」は平日朝9~13時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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