若者のホームレスや外国籍のホームレスが増えている

若者のホームレスや外国籍のホームレスが増えている

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今、20代30代の若者のホームレスや外国籍の方々のホームレスが増えているという。1月14日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、社会的弱者の支援を行っている一般社団法人つくろい東京ファンド代表理事の稲葉剛に現状を聞いた。

大竹「一時期、路上生活の人は減ってきたんだけど、またコロナがあって新たに若い人が増えてきたそうですね」
稲葉「相談が多様化しています。20代30代の方は全く仕事がないわけではないんです。最近だとバイトアプリで隙間バイトをしながら普段はネットカフェで寝泊まりしている。ただネットカフェって1泊2000円くらいかかりますから本当は安いアパートを借りたほうが経済的なんです。でもアパートを借りる際、敷金礼金など初期費用が20~30万円かかりますから、それがなかなか貯められずネットカフェから抜け出せないという方がたくさんいらっしゃいます。そういった方がコロナ禍の初期の頃に緊急事態宣言が何回か出されて全く仕事がなくなって路上に押し出されてしまいましたので、その人たちに緊急の駆け付け方の支援を行ってきました。また、一昨年くらいからコロナ禍の入国規制が緩和され外国籍の方が日本にたくさん来られるようになりました。ただ、その中には難民として日本に来られたけれど、ホームレスになってしまったという方が多くいます。こういう方々からの相談んも増えている状況です」
小島慶子「難民認定を待っている間に行き場がなくなってしまうということですよね。難民の人が来るとホームレスが増えるみたいに思ってしまうかもしれないけれど、きちんと認定されれば、そうはならないわけですよね」
稲葉「難民申請中の公的な支援というのが殆どない状態です。しかも難民申請をしてから最初の3か月間は短期の在留資格しか取得できない場合が多いので、そうすると働くこともできず、所持金がどんどん尽きていってホームレスになる人も増えているんです」

この他にも番組では、稲葉剛が困窮者の現状について語っています。もっと聴きたいという方はradikoのタイムフリー機能でお聴き下さい。

 「大竹まことゴールデンラジオ」は平日午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 

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