【101回箱根駅伝】駒澤大学・大八木弘明総監督「谷中と桑田は将来的に駒澤大学のエースに育てないと」~復路終了インタビュー~

【101回箱根駅伝】駒澤大学・大八木弘明総監督「谷中と桑田は将来的に駒澤大学のエースに育てないと」~復路終了インタビュー~

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――今大会を振り返っていかがでしたか?
「今回、選手はよくやってくれたなと。本当は今年は我慢の年だった。篠原倖太朗1人しか4年生がいなかったので篠原頼りなところもあったんだけど、よく1~3年生がうまく噛み合ってくれた。 特に1年生かな。往路の1年生、3区谷中(晴)、4区桑田(駿介)はよくやってくれたな。将来のために、来年のためにあえて3、4区に使ったわけですから」

――夏合宿中に監督にお話を聞いた時、今年は厳しいと。挑戦者の立場として自分たちの立場が明確だから、ある意味やることは決まってると言っていたが、そのために8、9、10区に2年生を?
「そうです。つなぎを育てるってことが大事。エースはなかなか育てるのに時間かかるんですけど、エースを今やるためには、佐藤圭汰(3年)、山川(拓馬、3年)、山下りもあるが伊藤(蒼唯、3年)、その他に1年生の桑田や谷中たちを、将来的に田澤(廉)や鈴木芽吹に遜色ない選手に育てなくちゃいけないので。それが駒澤なんで。だから、今の1年生をあえて往路に持っていったのはそういうところです」

――やっぱり桑田だけでなく、谷中も?
「谷中と桑田は、将来的に駒澤大学のエースに育てないといけないところがある。 やはり世界を目指すんだったらそういう者を育てないと、強いチームにはならないので。それで、今の2年生がきちっと繋いでくれる。彼らも後輩が出てきたら俺も俺もってみんな努力してくれるから、より一層つなぎも強くなるんで。そうなったら、青山学院大学を倒すことになるでしょうね」

――将来エースになれそうな選手と、つなぎの区間をしっかり任せる選手との違いっていうのは単純に5000mのスピードではない?
「そうではないです、安定感です。練習の中身とか、安定感がやはり大事でしょう。だから今回桑田も芽吹と一緒に練習ができていたりすることが、上の人を見て育つということなんです」

――最後の白子の合宿でも一緒に練習を?
「2人で同じメニューをやって、結構芽吹にくっついてやってましたから」

――やはり、歴代のエースの背中を見て育つ?
「みんなそうでしょう。篠原も田澤とか芽吹を見て育ってきている。 今度は篠原を見て、圭汰たちもみんな上がってきてるわけ。やはりそれが大事」

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