【101回箱根駅伝】城西大学・櫛部静二監督　5区斎藤将也は「発熱で体調不良だった」～レース後インタビュー

――往路7位という結果について
「1区は久保出(雄太、4年)が頑張ってくれて、仕事としては十分いい働きをしてくれた。2区のヴィクター (キムタイ、3年)は、あと50秒くらい速くいけたのかなと思う。3区の平林(樹、4年)も最初速くいきすぎて、最後おいていかれてしまってので、ここもあと1分くらい速くいけたと思う。4区の林(晃耀、4年)は苦手なアップダウンがあって、7区の経験があったのでいけるかなと思っていたが、思ったより上りに苦戦してしまった。5区の斎藤(将也、3年)は25日の朝に発熱をして体調不良になってしまった。気管支が炎症を起こしていたが、3日前に『なんとかやれます』ということだったので送り出しましたが、当初の予定からはプランを修正する必要があった。ただよく耐えて走ってきてくれたなと思う。タラレバではないが、また万全な状態でチャレンジさせたい気持ちはある」

――斎藤選手は体調不良になる前から5区の予定？
「そうですね。一応サブは用意していたが、圧倒的な強さを持っているので、彼しかいないと思っていた。今回は力を発揮できなかったが、彼も悔しさを持っていると思うので、次回は力を発揮してくれると思う」

――復路の展望
「1年生の小林竜輝が非常に良い状態なので頑張ってくれると思う。創価大学や國學院大學もそれなりの選手がくると思うので、差はあまり縮まらないのかなと思いますが、彼の思い切りの良さに期待したい。明日しっかり復路の選手が走って1つ形になればと思いますし、ただでは終わらないというところを見せてほしい」