大ブーイング『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』
文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。
第490回 12/22の放送を終えて
今週は、女子ボクシング二階級制覇チャンピオンの吉田実代さんにお越しいただきました。
IBF女子バンタム級チャンピオンだった実代さん、10月23日にマディソンスクエアガーデンで防衛戦が行われました。対戦相手とは昨年の11月にも戦い、実代さんが判定負けをしており、その後すぐに実代さんがチャンピオンになったので、リベンジマッチという意味合いも込めて試合を行ったのだとか。身長差が13cm、腕の長さも16cm差という相手との対戦。その結果、残念ながら判定負けになってしまいました。実はこれには大ブーイングがありました。全世界に配信された動画では、最後はもちろん勝った選手が映し出され、コメンテーターや実況も「吉田が勝った」「おめでとう」となっていたはずなのに、判定は逆という事態に。。救われたのは、8割9割が自分の応援だったのではというくらい、マディソンスクエアガーデンを吉田コールで埋めてくれた事だと実代さんは言います。AI判定だと実代さんが勝った数値が出ているそうです。しかし、世界のボクシングの協会はAI判定を認めていないと言います。
この悔しさを「人生が変わってしまう」と語る実代さん。一敗の重みは、実代さん曰く「また何年も待たないといけない」と。続けて「一番後ろから並び直すような感じ」と。
なんて分かりやすい表現!
以前は、日本を中心に活動されていた実代さん。日本だと、スポンサーを集めたり、チケットを売ったりなど、圧倒的に、ボクシング以外で動かないといけない事が多すぎると言います。また、応援してくださる人がほとんどなのですが、子育てに集中しすぎると、ボクシングをおろそかにしていると言われ、ボクシングを思い切りやっていると、子育てをおろそかにしていると言われてしまうのだとか。楽しくボクシングが出来ているかと思った時に、多少の限界を感じ、やめるか、もう一度アメリカで頑張るかを考えた時に、実代さんは「まだイケる」と思い、ニューヨークに渡ったそうです。
応援は大歓迎ですが、批判はやめていただきたいですね。批判からは何も生まれませんから。
次週も吉田実代さんにお話を伺います。
お楽しみに! See you!
【本日の1曲目】 ふたりだけのクリスマス / イーグルス
【吉田実代さん選曲】 逆流 / 長渕剛
(文/スタッフC)
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この記事の番組情報
川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home
日 9:00〜9:30
日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。 毎週ゲストの方にお越しいただいて、子育ての喜び、苦労話、思わず笑ってしまったこ…