松尾貴史「選挙のありようが変わってきた」
独特な感性でマルチな活躍を見せているタレントの松尾貴史。12月17日の「大竹まことゴールデンラジオ(文化放送)」では、自身が違和感を覚えている最近の選挙のありようについて語った。
小島慶子「最近の選挙のありようも随分変わってきましたね」
松尾「公的な決まりっていうのは世間体とか性善説とか、そういうものを前提に上手く転がってきたっていうのがあって、そこまでギスギスしなくても、そんな抜け穴みたいなことをするわけがないっていうことを最近、臆面もなくする人が増えてきてしまったために今の混乱が起きているんではないかと思います」
小島「制度とか民主主義をおちょくってね、これくらいひどいことをやったって違反じゃないでしょうって開き直るような態度が耳目を集めている」
松尾「法律で禁止されてない部分だからいいだろうっていうようなことを以前は日本人の美意識だったのか、世間体とか良識とかコモンセンスでやらなかったわけじゃないですか。ところが、そんなことして誰の得になるのっていうことをやってくるような人が増えて、それで良くも悪くも成果を得てしまった人たちがいる。それを成功体験にして次に繋げるっていうようなことが起きている。決まりが先回りできないところが痛し痒しなんだと思うんですけど」
大竹「選挙にあんなことができるなんて、その点じゃ凄いと思うけど」
松尾「恥ずかしくてできないって思うことをしてるわけじゃないですか。だから禁止するまでもなく、そんなことするの恥ずかしいでしょうっていうことを進んでやってるところが恐ろしいですね」
大竹「でも、びっくりしたよ、ポスターにしても…」
松尾「最初はエロティックなポスターでした。それがなくなった途端に同じ内容のものがズラーッと並んだ。販売することが禁止されていないからだって。そんなバカなことをやる人はいないっていうことを前提に性善説で決まっていたことを飛び越えちゃうわけです」
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