実話をモチーフに『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

実話をモチーフに『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

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文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。

第488回 12/8の放送を終えて
今週は、俳優で劇作家の渡辺えりさんにお越しいただきました。

終戦から80年。昭和100年にあたる2025年。渡辺えりさんは1月5日に70歳になり、お誕生日の3日後の1月8日から古稀記念連続公演「鯨よ!私の手に乗れ」「りぼん」が初日を迎えます。
「鯨よ!私の手に乗れ」は、ご自身が経験された、ご両親の認知症をテーマにされており、「りぼん」は反戦のストーリーです。ご自身が体験された事を、全て脚本であり演出であり、舞台に繋げていく信念について伺いました。
えりさんは第一に「リアリティ」とお答えいただきました。えりさん曰く「人間って一人ずつが主人公だと思うんですね、人生の。星の数よりも多く人は生きて死んでいくわけですけど、皆それぞれのストーリーが違っていて、皆自分が主人公のドラマをずっと過ごしている。舞台の中のストーリーでもリアリティが欲しくて、自分の経験や家族の経験が元になって今までの戯曲を書いてきた」と。続けて「今回の『鯨よ!』は、母親が認知症で介護施設にお世話になっていた時の実話をモチーフにして。母親が苦労ばかりしてきた母だったので、自分の為に贅沢もしなかった母だったので。その母親がもし、ある劇団に所属していたらどうなんだろ、そこで昔は主役で華々しくやっていたという設定にしたら、認知症で苦労だけの日々が、何か輝く時があったと思いたい」と語ってくださいました。

「渡辺えり古稀記念連続公演『鯨よ!私の手に乗れ』、『りぼん』」は、来年、2025年1月8日(水)から1月19日(日)まで東京・本多劇場で。1月22日(水)には渡辺えりさんの故郷・山形の山形市民会館で上演されます。
詳細は「オフィス3oo」の公式サイトを是非ご覧ください。

次週も渡辺えりさんにお話を伺います。

お楽しみに! See you!

【本日の1曲目】 サンタが街にやってくる / ポインター・シスターズ 
【渡辺えりさん選曲】 待ちましょう  / 渡辺えり 
(文/スタッフC)

川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/

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この記事の番組情報


川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

日 9:00〜9:30

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