“異次元の少子化対策”どうなった?日本の出生数が初めて70万人割れで「本当に大問題」
12月4日(水)の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)では、水曜コメンテーター・経済アナリストの森永康平氏と番組パーソナリティの寺島尚正アナウンサーが、日本の出生数について意見を交わした。
全く歯止めがかけられていない
寺島アナ「2024年の日本の出生数は初めて70万人を割る見通しです。きのう試算を公表した日本総合研究所によりますと、出生数は前の年に比べ5.8%減の68.5万。1人の女声が生涯に産む子どもの数を示す合計特殊出生率も1.15を割込みます。この結果を森永さんはどうご覧になりますか」
森永「本当に大問題だと思います。「異次元の少子化対策」という話が一時期ありましたけど、あれは結局どうなったんでしょう」
寺島「ありました!」
森永「それを言っていた岸田さんは、もう辞めちゃってるわけです」
寺島「出生数は初めて80万人を割った22年からわずか2年で70万人割れです。9年連続で過去最小を更新。前の年と比べて減少率は過去5年間の平均4.6%を1.2ポイント上回り、少子化のペースは加速しています。かなりの数字ですよね」
森永「これが、ここ数年だけの話しなら「コロナという特殊事情があった」みたいな事になるんですけれど、9年連続で過去最小を更新してるということは、コロナ前からそのトレンドがあったわけなので、コロナは言い訳にはならない。だから全く歯止めがかけられていないということです」
<出典>
24年出生数68.5万人、初の70万人割れへ 民間試算 – 日本経済新聞
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