陸上日本選手権エントリー発表!~PodcastQR「Track Town JPN」
ただ走るだけ、ただ飛ぶだけ、ただ投げるだけでない陸上競技の魅力を。日本唯一の陸上『雑談』専門チャンネル『Track Town JPN』
西本武司さん、TWOLAPS TC Head Coach横田真人さん、富士通の柏原竜二さん、日本陸連畔蒜洋平さんの4人で、6月24日~27日に大阪・ヤンマースタジアム長居で開催される陸上日本選手権の見どころを、発表されたエントリーメンバーを見ながら話しました。
(写真はすべて EKIDENNews西本武司さん)
横田真人コーチにいろいろ聞いてみた
まずは気になる新谷仁美選手について
「女子5000メートルエントリーしました。廣中璃梨佳選手、田中希実選手もエントリーされていて見どころ満載な5000メートル。現段階では出場するかどうかは決まっていないので、ぎりぎりまでのお楽しみと思っていてください」
「2週間前、自分が事務所の壁を破壊した事件など最近いろいろあるけど、五輪後に笑い話にしたい。彼女がやっと東京五輪に向けて前向きに進み始めた。そんな最近の様子は彼女のTwitterの投稿に表れているかも。」
「田中希実選手は800メートル、1500メートル、5000メートルと3種目エントリー。1500の代表を本気で狙いに来ている。1500メートルで代表になると、五輪本番の8月2日は(既に代表内定している)5000決勝前の午前中に1500メートル予選を走ることになる。今回の日本選手権も最終日の27日日曜日に800メートル決勝を走った30分後に5000メートル決勝を走ることになる。本番に向けて公開リハーサルのよう。」
男子100メートルで9.95日本新記録をマークした山縣亮太選手、そして高野大樹コーチについて
「(同じ慶應出身の)山縣選手、高野コーチをこれまで間近で見てきた。山縣選手については日本中が祝福。いろんな人に愛されてるんだなあと思った。彼は長く苦しんでいるけど、苦しくなるとふさぎ込むタイプ。今はそれを客観視できるようになったのかも。高野コーチは我々仲間内では、「(陸上レジェンドの高野進さんでは無く)進まない方の高野」と呼んでた。高野コーチの良いところは押し付けない。そして既にいろんな引き出しを持っている山縣選手の引き出しを整理した。教えるというスタンスではなく、対等にディスカッションしている。」
「高野コーチは女子100MHの寺田明日香選手も指導。寺田選手が陸上競技に復帰した際にコートをお願いされましたが『俺じゃなくて高野』と寺田さんにアドバイスしました。なお山縣選手からはコーチを頼まれていません(笑)」
「山縣選手は短距離選手に有りがちな『おらおら感』が無い。さわやか。五輪の年に帰ってくるのかなと思ってたけど、ホントに五輪の年に戻ってきたのは凄い。(開催可否が議論される)五輪ムードも変えた山縣選手。五輪本番も強いし、やってくれるだろうという期待感があります。」
<このほかこんな話をしています>
・男子400メートルにTWOLAPS所属の藤原武サルヴァドル選手エントリー!
・男子800メートル。クレイアーロン竜波選手エントリー。TWOLAPS所属舘澤選手、田母神選手の思惑。源裕貴選手(環太平洋大)強さを分析
・男子1500。ポイント的には東京五輪はほぼ絶望的。日本一を目指すレースになるけど、それでも記録を狙って欲しい。
・畔蒜さんが気になる女子1500エントリーの卜部選手について。
・柏原さん「富士通社内にスポーツにもっと力を入れる機運が高まっています」
・畔蒜さん「『寺子屋森岡』始動。まもなくオープンへ!日々動いている世界の情報が森岡さんの見立て&分析ありで入ってきます」
・西本さん「日本選手権観客入れるかはまだ決まっていない。Track Town JPNや萩ちゃん駅伝部で受け皿作ります!」
※番組で話題にしていた男子5000M・田澤選手(駒澤大学)、女子5000M・鍋島選手(日本郵政GP)の欠場が発表されました。
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