石原裕次郎の結婚式の模様をラジオでお届け！【アーカイブの森 探訪記#18】

芸能人の派手な披露宴は
過去には森進一・森昌子夫妻、三浦友和・山口百恵夫妻など、
1980年代から90年代にかけてはテレビ中継をされる事もあったが、
昨今はニュースなどで簡単な報告を聞くぐらいで、
実際にどんな雰囲気で、どんな事が行われていたかは参加者にしか分からない。

しかし、1960年（昭和35年）、文化放送ではあの石原裕次郎の結婚式の模様を
録音構成して、ラジオとして放送していた。

列席者は、森繁久彌、力道山、三船敏郎、王貞治、高倉健など、映画界、野球界など各界の有名人がずらりと並んでおり、このメンバーによるお祝いのコメントやお喋りは豪華なことこの上なかっただろう。

石原裕次郎は1987年に52歳という若さで亡くなっており、この記事の筆者は彼が亡くなった数年後に生まれているので、正直に言えば「昭和の名俳優として名前は知っているけど、どんな人物なのかはよく知らない」という印象だった。

この感覚は世代が若くなっていくごとにより強くなっているのではないだろうか。

でも、文化放送という場所で過去のアーカイブや資料を整理していく中で
文化放送に縁の深い「石原裕次郎」という存在に触れる機会ができた。
なんとも不思議な感覚である。

もしかしたら、過去音源のアーカイブはただの資料ではなく、
現在と過去を繋げるツールなのかもしれない。
なんて考えつつ、新しい出会いを求めてアーカイブ探訪を進めていく。

 

皆さん、お疲れ様です！副隊長の千葉です！
以前、文化放送アーカイブスのやなせたかしさんに関する発見についての記事を載せてくださった読売新聞さんが、
11月11日（月）の夕刊で、また文化放送アーカイブスについて掲載してくれました！！
読売新聞さんを取っているご家庭の方は、ぜひチェックしてみてくださいね☆

以前のやなせたかしさんに関する記事はWEBでも読めます↓
やなせたかしさん下積み時代のラジオドラマ台本６本、倉庫で見つかる…文化放送が再演を検討 : 読売新聞