【アナコラム】坂口愛美「私が歌う理由!今年の浜祭で販売するCDの内容は?」

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!

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▼11月1日配信号 担当
坂口愛美アナウンサー

ピアノ講師をしている母の影響で、3歳からピアノを始めた私。クラシック曲を練習するのは大嫌いで、レッスンにも泣きながら通っていました。ただ、テレビやラジオから流れてくる曲を聴いてピアノで再現するのが大好きで…!そう、音を聴いただけでその音の高さを認識する能力、「絶対音感」があったのです。聴けばどの音か分かる、ピアノでそれを再現できる。しかし…不思議と自分の声では再現できないことに次第に気づいていきました。
小学5年生の時、地元の市民ミュージカルに出演しました。子役オーディションを受けて、ソロの歌唱がある、ちょっといい役をもらいました。ステージの真ん中でスポットライトを浴びて歌えるのが嬉しくて、一生懸命練習しました。練習を重ねて数ヵ月、本番まであと少しと迫ったある日、私のソロ歌唱場面の練習になると、後ろに、違う2人の子役が立っていました。そして言われたのです。「歌はこの子たちに歌ってもらうから。演技とダンスに集中してね。」人生初の挫折。私は歌うことが大好きだったけど、上手くはないのだという現実を突き付けられました。
それからというものの、なるべく人前で歌うことを避けて過ごしてきました。中学時代、友達とカラオケには行くものの、学校での合唱は絶対にピアノを担当。高校時代、軽音楽部に入って「コーラスをしてほしい」と頼まれたものの断固拒否。ピアノで大学に進みましたが、歌う授業は出来るだけ取らない。
そんな私を変えてくれたのが文化放送。なぜか放送で歌う機会が多く、最初は乗り気ではありませんでしたが、リスナーのみなさんの温かい言葉で、「やっぱり歌うことが大好き!」と思えたのです。気づけば当時同期の松井佐祐里アナと音楽ユニットを組むことに。曲作りにも久しぶりに挑戦しました。
その流れで毎年浜祭の時期には曲を作り、去年は初めての増上寺ステージで歌わせて頂きました。今年も歌います!そしてCDも販売します!
表題曲の「まあるい恋のうた」は、最近頑張っているけん玉を擬人化したラブソング。2曲目の「あなたのとなりで…」は、「おとなりさんday」の番組企画から生まれた曲。3曲目の「能天気注意報」はリスナーのみなさんが作ってくださった歌詞に曲をつけたもの。4曲目の「ordinary」はピアノ曲。5曲目は、おとなりさんファミリーのふかわりょうさんが作ってくださった「おとなりサンバ」。6曲目は「まあるい恋のうた」の未修正バージョンです。(1~3曲目は文化放送技術部がものすごく時間をかけてピッチ修正してくれています!)
歌のクオリティは置いておいて、どの曲も想いを込めて作ったので、ぜひ多くの方に聴いて頂けるとありがたいです!

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