女性候補割合、各政党で上がらず…。大竹「全体的な底上げには程遠い構図」
10月16日(水)、お笑い芸人の大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。朝日新聞の「女性候補割合、自公1割台 ワースト1、2位 政府目標、遠い野党も 衆院選」という記事を取り上げ、大竹がコメントした。
15日に公示された衆院選(27日投開票)では、女性候補者が314人と過去最多になった。一方、政党別では3割に満たない政党も多く、特に自民党と公明党は1割台。与党でワースト1、2位を占めた。
政府は男女共同参画基本計画で、来年までに国政選挙の候補者に占める女性割合を35%にする目標を設定しているが今回達成したのは共産党と参政党だけだった。
自民党は16.1%と前回の9.8%より増やしたが、小選挙区に限ると9.4%。比例単独の候補によって積み増したものだ。
公明は16.0%で政党別では最下位。自公はいずれも今回の衆院選の公約で10年以内に女性の国会議員の割合を30%に引き上げると掲げているが、達成には程遠いのが現状だ。
大竹「国会議員の中で、与党の中で女性候補が 1割か2割しかいない。まぁ少ないよね。いろんな意味でこれから社会が進んでいく中で、1割か2割って今までどおりだよね。それ以下かもしれないぐらいな話。そうすると相変わらず俺らも含めたじいさんたちが、ヨボヨボしながら、政治を回している。そのお盆に乗った女性の人たちだけが、男社会の中で、権利を主張しようとしてるみたいな?全体的な底上げには程遠い構図。しかも、情けないのが自公で立候補した人の1割か2割しか女性がいないというのは…。女性の方がどれだけ立候補しようとしているのか分からんけど、それにしても全然この国は進んでいかないんじゃないかなと。男社会が相変わらず続いていっちゃうのかな。しかも、長老たちがはびこって、ダメな部分が際立つような、民主的と言いながら民主的じゃないなと思っちゃうよね」
砂山アナ(アシスタント)「立候補段階で、ですからね」
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