第56回 全日本大学駅伝 コース紹介
真の日本一を決める第56回全日本大学駅伝対校選手権大会は、25の大学と2つの選抜チームで争われます。
文化放送では11月3日(日)午前8時00分より『長谷工グループスポーツスペシャル 第56回全日本大学駅伝対校選手権大会実況中継』を、解説に法政大学陸上競技部・坪田智夫駅伝監督、ゲストに近藤幸太郎選手(青山学院大学OB、SGホールディングス陸上競技部)をお迎えして、総合実況・寺島啓太アナウンサーで放送します。
また「箱根駅伝への道」ナビゲーターもつとめる2代目山の神・柏原竜二さんは監督車に乗り込み、現地からのレポーターをつとめます。
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▼11月3日(日)8時10分スタート
熱田神宮西門前~伊勢神宮内宮宇治橋前 8区間106.8キロ
真の大学日本一決定戦!! 全日本大学駅伝のコース紹介です。
大会記録 2022年(第54回大会) 駒澤大学 5時間06分47秒
目次
【1区=9.5km 熱田神宮西門前~名古屋市港区藤前】
名古屋市内から三重県へ向かうスタート区間の1区は、8区間中最も短い9.5kmで争われます。名古屋港付近の橋を数多く通過するコースのため、小刻みなアップダウンをどのように利用していくかがポイント。各チームのスピードランナーが集まることになりそうですが、駆け引きと対応力が求められる重要な区間です。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 赤津勇進(駒澤大学・4年) 27分19秒
区間2位 間瀬田純平(早稲田大学・2年) 27分20秒
区間3位 吉居駿恭(中央大学・2年) 27分22秒
▼区間記録 ピーター・ワンジル(大東文化大学・2年) 26分58秒 第54回(=2分50秒/1km)
【2区=11.1km 名古屋市港区藤前~桑名市長島町】
愛知県に別れを告げ、三重県に入る2区11.1km。1区の次に距離が短い区間となりましたが、各チームとも序盤から優位なポジションでレースを運びたいため、準エース級のランナーが集まりそうです。51回大会では東京国際大学・伊藤達彦選手が13人抜き、52回大会では皇學館大学・川瀬翔矢選手が17人抜きの快走を見せたように、ごぼう抜きが見ものの区間でもあります。タスキを受け取ってからすぐ、日光川大橋のアップダウン。その後、中盤までほぼ平坦ですが、終盤で渡る木曽川大橋(全長858m)のアップダウンに加え、海からの突風に注意が必要です。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 佐藤圭汰(駒澤大学・2年) 31分01秒(新)
区間2位 黒田朝日(青山学院大学・2年) 31分09秒(新)
区間3位 前田和摩(東京農業大学・1年) 31分11秒(新)
▼区間記録 佐藤圭汰(駒澤大学・2年) 31分01秒 第55回(=2分47秒/1km)
【3区=11.9km 桑名市長島町~四日市市羽津】
タスキをもらってすぐ揖斐長良大橋(全長1040m)を渡るなど、1区同様、橋や立体交差による小刻みなアップダウンが続きます。近年エース級のランナーが配置されることが増え、この3区でもごぼう抜きが見られる可能性が十分にあります。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 ヴィクター・キムタイ(城西大学・2年) 33分20秒
区間2位 篠原倖太朗(駒澤大学・3年) 33分39秒
区間3位 上原琉翔(國學院大學・2年)/小林篤貴(日本学連選抜、神奈川大学・4年) 34分01秒
▼区間記録 イェゴン・ヴィンセント(東京国際大学・3年) 32分46秒 第53回(=2分45秒/1km)
【4区=11.8km 四日市市羽津甲~鈴鹿市林崎町】
四日市の煙突群を横目に見ながら鈴鹿サーキットで有名な鈴鹿市に至る4区は11.8km。第49回大会まで、優勝を狙うチームはここで勝負を決めることが多かったポイント区間ですが、距離変更に伴い、区間配置の妙が出る区間になりました。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 斎藤将也(城西大学・2年) 34分00秒
区間2位 赤星雄斗(駒澤大学・4年) 34分26秒
区間3位 溜池一太(中央大学・2年) 34分32秒
▼区間記録 石原翔太郎(東海大学・1年) 33分16秒 第52回(=2分49秒/1km)
【5区=12.4km 鈴鹿市林崎町~津市河芸町】
鈴鹿市から三重県の県庁所在地、津へ向かう5区12.4kmは比較的起伏の少ないコースです。中盤以降は下り基調となりますが、晴天なら気温がグッと上がる時間帯のため、油断は禁物です。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 吉田響(創価大学・3年) 35分18秒(新)
区間2位 伊藤蒼唯(駒澤大学・2年) 35分56秒
区間3位 青木瑠郁(國學院大學・2年) 36分08秒
▼区間記録 吉田響(創価大学・3年) 35分18秒 第55回(=2分50秒/1km)
【6区=12.8km 津市河芸町~津市藤方】
三重県の県庁所在地、津市の繁華街を通過する華やかな12.8km。起伏が少なく、つなぎの区間となりそうですが、逆に言えば、力のある選手を配置できるかどうか、チームの総合力を問われる区間となりそうです。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 安原太陽(駒澤大学・4年) 37分16秒
区間2位 ピーター・ワンジル(大東文化大学・3年) 37分39秒
区間3位 荒巻朋煕(青山学院大学・2年) 37分42秒
▼区間記録 吉居大和(中央大学・3年) 37分01秒 第54回(=2分53秒/1km)
【7区=17.6km 津市藤方~松阪市豊原町】
津市に別れを告げ、松阪市を縦断する7区は最終区へつなぐ重要な区間です。第50回大会から8区間中2番目に長い距離となり、その重要度は距離に比例して高くなりました。コースは比較的に平坦。残り1km付近の新生橋、そして近鉄山田線の高架を越えれば、いよいよアンカーが待つ第7中継点が見えてきます。
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 平林清澄(國學院大學・3年) 51分07秒
区間2位 湯浅仁(中央大学・4年) 51分12秒
区間3位 鈴木芽吹(駒澤大学・4年) 51分13秒
▼区間記録 田澤廉(駒澤大学・4年) 49分38秒 第54回(=2分49秒/1km)
【8区=19.7km 松阪市豊原町~伊勢神宮内宮宇治橋前】
全日本大学駅伝最長の8区はチームの命運を握るランナーが集うアンカー区間です。伊勢市に入り、JR参宮線の高架を越えると中間点。ここからレースは佳境へ突入。勝負どころは16km過ぎ、皇學館前から続く長い上り坂。この坂を上りきると栄光のフィニッシュテープが待ち受けます。2024年、第56回大会の伊勢路を制するのはどのチームに……?!
▼前回55回大会 成績上位3位
区間賞 山川拓馬(駒澤大学・2年) 58分10秒
区間2位 伊地知賢造(國學院大學・4年) 58分51秒
区間3位 田中悠登(青山学院大学・3年) 58分55秒
▼区間記録 メクボ・ジョブ・モグス(山梨学院大学・3年) 55分32秒 第39回(2007年)(=2分49秒/1km)
◆長谷工グループスポーツスペシャル 第56回全日本大学駅伝対校選手権大会実況中継◆
2024年11月3日(日) 8:00~13:50
解説:坪田智夫(法政大学陸上競技部駅伝監督)
ゲスト:近藤幸太郎(青山学院大学OB、SGホールディングス陸上競技部)
監督車リポーター:柏原竜二(東洋大学OB、2代目山の神)
実況:寺島啓太アナウンサー
◆聴き方いろいろ◆地上波FM91.6/AM1134 radiko インターネットラジオ
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この記事の番組情報
長谷工グループスポーツスペシャル 第56回全日本大学駅伝対校選手権大会実況中継
11月3日(日) 8:00〜13:50
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