<2024年日本民間放送連盟賞>文化放送制作の作品、3部門で優秀受賞!

<2024年日本民間放送連盟賞>文化放送制作の作品、3部門で優秀受賞!

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『2024年日本民間放送連盟賞』中央審査会審査結果が9月19日、民放連理事会において発表され、文化放送は「ラジオ教養部門」で『小松左京クロニクル~「日本沈没を探す旅」特別編 初語り』、また「ラジオCM第1種(20秒以内)」で「トンボ鉛筆 受験生応援/書きなれた文字 篇(20秒)」「ラジオCM第2種(21秒以上)」で「サッポロビール サッポロ生ビール 黒ラベル/ほしをえがこう 篇(80秒)」が「優秀」作品に選ばれました。

ラジオ教養部門で優秀6作品のうちのひとつとなった『小松左京クロニクル~「日本沈没を探す旅」特別編 初語り』は審査で、「技術の進展を実感させる。日本があった海原を漂い提起される「日本人とは?」「故郷や国、国土を失うことは?」が現在でも近未来を暗示する重要な問いかけであり、現代の警鐘という意味でも意義ある番組」などと評されました。

写真左から)小松左京/伊東四朗、中尾彬

◆番組部門 ラジオ教養部門 優秀 
文化放送『小松左京クロニクル~「日本沈没を探す旅」特別編 初語り』
放送日時: 2024年1月3日(水) 午後3時30分~5時45分
出演者: 伊東四朗、中尾彬、日色ともゑ、小松実盛、鈴木純子、鈴木敏夫
スタッフ: プロデューサー/鈴木敏夫、技術/上原裕司、ナレーター/鈴木純子、構成/山田睦美、ディレクター/相笠淳一、竹之下淳 ほか
番組概要: 2023年は関東大震災から100年の節目の年であると同時に、SF界の巨人・小松左京による小説「日本沈没」の発表からちょうど50年でした。番組では、作品発表の年に文化放送が制作した「日本沈没」のスピンオフドラマ「ここを過ぎて悲しみの都へ」を、リマスター技術で音質を向上させて放送。この半世紀前のラジオドラマの主役を務めた中尾彬氏と進行役の伊東四朗氏による貴重な対談で時代を振り返ったほか、ヒロイン役の日色ともゑ氏へのインタビューもお届けしました。さらに小松左京ライブラリ代表で左京氏の次男、小松実盛氏に原作と文化放送版ラジオドラマの違いや共通点について解説していただきました。
なお、中尾彬氏はこの対談出演が生前のラジオ・テレビ最後の出演となりました。

 

◆CM部門 ラジオCM第1種(20秒以内) 優秀 
文化放送「トンボ鉛筆 受験生応援/書きなれた文字 篇(20秒)」
スタッフ: プロデューサー・ディレクター・コピーライター・音響効果/南理子、プランナー/高橋知之、ミキサー/上原裕司、アカウントプランナー/橋本庸介
作品概要: 鉛筆の筆記音を背景に、「特別な文字」「書きなれた文字」とナレーションが流れる。すると、始めてください、という声と紙をめくる音が聞こえ、試験会場に場面転換する。「書きなれた文字から、まずは始めよう。平常心でいられる」という言葉とともに、再び筆記音が始まる。自分の名前という、特別で、書きなれた文字から書き始めることで緊張を解きほぐそうと伝える受験生応援広告。

 

◆CM部門 ラジオCM第2種(21秒以上) 優秀 
文化放送「サッポロビール サッポロ生ビール 黒ラベル/ほしをえがこう 篇(80秒)」
スタッフ: プロデューサー・ディレクター・コピーライター・音響効果/南理子、プランナー/佐藤寿夫、ミキサー/上原裕司、アカウントプランナー/浪花寛人
作品概要: 一筆書きをしたり定規を使ったり流れ星にしたりとさまざまな描き方を紹介し、リスナーに自分はどう描くかを想像させることで、サッポロビールの星型のブランドロゴや「丸くなるな、星になれ」というブランドメッセージを強く印象づけた作品。

「日本民間放送連盟賞」
…質の高い番組がより多く制作・放送されることを促すとともに、CM制作や技術開発の質的向上と、放送による社会貢献活動等のより一層の発展を図ることを目的に、民放連が1953年に創設した賞です。

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