【西武】渡辺久信GM兼監督代行インタビュー 2試合連続逆転勝利は「栗山の存在もすごくチームに力を与えている」

【西武】渡辺久信GM兼監督代行インタビュー 2試合連続逆転勝利は「栗山の存在もすごくチームに力を与えている」

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9月3日放送のライオンズナイターでは、ほっともっとフィールド神戸で行われたオリックス22回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの渡辺久信GM兼監督代行にインタビューした模様を放送した。栗山巧の起用法について訊いた。

――週末の日本ハム3連戦(8月30日~9月1日、18~20回戦)は2勝1敗と勝ち越しました。振り返ってみていかがですか?
渡辺「終盤の粘りができましたし、最後の2試合は劇的な勝ち方というか、本当にいい試合ができてよかったです」

――先制されてから2試合連続逆転勝利は今シーズン初めてだったのですが、これは8月29日のロッテ戦(17回戦)でようやく勝てた後に生まれた変化の一つと考えてよろしいですか?
渡辺「ずっと1年続けてやってきてはいるのですが、最後まで諦めない気持ちというのをここ数試合チームの中ですごく感じますし、栗山(巧)の存在もすごくチームに力を与えているのかなと感じます」

――週末の連勝に共通している要素は栗山巧の活躍なのですが、土曜も日曜も絶妙なタイミングで起用しています。代打栗山を出すときの条件は?
渡辺「チャンスというか試合を決めるようなところでということもあるので、たまたまそういう競り合いになった中で、中盤のちょうどいいタイミングで栗山になっています」

――土曜日(8月31日、日本ハム19回戦)、1点ビハインドの8回、1アウト3塁というチャンスを8番古賀(悠斗)に託して凡退、その後に代打栗山が逆転2ランを放ちました。代打栗山を古賀の打席で起用しなかったのはなぜでしょうか?
渡辺「古賀のとこに(代打栗山を)出すと多分敬遠なので、古賀のところというよりは次というところになりました」

――相手が2アウトを取ってランナー3塁になってから栗山なら敬遠はないということですか?
渡辺「それはわかりませんが、8回にもなるとあのタイミングでもういくしかない場面だったので」

――日曜日(9月1日、日本ハム20回戦)、2点ビハインドの9回裏ツーアウト満塁から副キャプテン外崎修汰に代打栗山巧を起用しました。外崎に代打を送るのは今シーズン初めてだったのですが、決断に至った心の内を教えていただけますか?
渡辺「レギュラーを張っている外崎に代打ですけど、栗山だったら外崎も納得じゃないですかね(笑) 」

――栗山は結局押し出しフォアボールを選びました。2球で追い込まれてから誘い玉のフォークを振らずにファールで粘りながらボール球を見極める。これは高等技術ですよね?
渡辺「そうですね。集中力というか、早めに追い込まれてしまったので、栗山としても何とかボールに食らいて、ボール球は見逃して、何とか次に繋げていくという気持ちもあったと思いますし、さすがといったところでしょうね」

――日曜日のゲームで源田壮亮が途中交代しています。右目の結膜炎の影響だそうですが、これは本人からの申し出だったのですか?
渡辺「そうですね。試合始まってすぐだったのでちょっとびっくりしましたけど、頭痛もしたというのでこれは交代だなという感じでした」

――今日の状態はどうですか?
渡辺「今日は大丈夫です。まだ目は赤いですが、それ以外はもう大丈夫な状態なので今日は試合に出ると思います」

※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー

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