【お天気気象転結】記録的猛暑に台風襲来…今年の夏も『異常気象』

【お天気気象転結】記録的猛暑に台風襲来…今年の夏も『異常気象』

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文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「佳子・純子のお天気気象転結」。気象予報士の伊藤佳子記者・鈴木純子アナウンサーが、毎日にちょっと役立つお天気情報をお届けしています! この記事では全文をご紹介。

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▼9月6日配信号 担当
伊藤佳子

南海トラフ巨大地震・臨時情報に動きの遅い台風10号、バタバタと対応に追われるうちに8月も終わりました。
お盆休みには台風7号、先日は台風10号と、交通機関の乱れや計画運休などもあって、影響を受けた方も少なくないかと思います。
自然災害に振り回された夏でしたね。

気象庁は2日(月)会見を開き、この夏の平均気温は平年より1.76度高く、統計開始以来最高だった去年と並んで「1位タイ」になったと発表しました。


▲気象庁HPより

台風10号が来なければ、単独1位の暑さだったとか……。
そうですよね~あの猛暑日の数は異常でした。
全国の猛暑日の回数は延べ8821回、過去最多だった去年(6692回)を大きく上回ってダントツ1位。
異常気象分析検討会の中村尚会長は「今年の夏も異常気象と呼んで差し支えない」と述べました。地球温暖化が気温を押し上げ、日本付近の海面水温の記録的な高さが効いたとか……。
海面水温が高ければ、台風も勢力が強いまま日本に接近してきます。気象災害は今後も続くとみられます。


▲海面水温の高さ

さて、先日はハマサイトの夏祭りで、鈴木純子アナウンサーとの共著「自然災害から身を守る知恵」を購入くださった皆様、ありがとうございました!

また、9月14日(土)には、純子アナとの4回目のオンライン講演会を行う予定です。
兵庫県西宮市薬剤師会からご依頼いただいたもので、タイトルは「自然災害を学び薬局BCPに役立てる~今年の能登半島地震、浸水害、土砂災害等の最新実例の解説と対策~」
2019年に運用が始まって初めて出された「南海トラフ巨大地震・臨時情報」や台風10号についても解説させていただく予定です。


▲去年のオンライン講演会の様子

もし、2人に講演を依頼してみようという方がいらっしゃいましたら、文化放送広報か「防災アワー」bousai916@joqr.netまでお問い合わせください。

気象予報士・防災士 都庁・気象庁担当記者 伊藤佳子

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