コロナ探知犬に「すごいですね」タイでの研究でビックリ ~6月8日「おはよう寺ちゃん」
6月8日放送の「おはよう寺ちゃん」(文化放送)の一場面にて、番組パーソナリティーの寺島尚正アナウンサーが、タイのチュラロンコン大学が行なっているコロナ探知犬の研究を紹介した。火曜コメンテーターの経済学者で上武大学教授の田中秀臣氏も驚きを隠せなかったこの方法は、訓練された検査犬に採取した汗をかがせるだけというもの。高確率で感染者を見分けられるとして、研究責任者は期待を寄せている。
犬に採取した汗をかがせて感染者を探知する
「6頭のラブラドールレトリバーで、去年(2020年)の9月から研究が行われている。この大学によると、新型コロナウイルスの感染者は汗と共に特定の有機化合物を分泌していて、犬がこれを即座に嗅ぎ分けられる。探知犬に採取した汗をかがせるだけ」と寺島アナは説明し、「(汗で感染しているのかわかるのは)すごいですね」と驚いた様子だった。これは田中氏も同様で、「すごいですね本当に。すごいとしか言いようがありません」との反応。「コロナ感染者が特定の有機化合物を出しているということが新しい知識ですよね。どんなの(有機化合物)を出しているんですかね」とも付け足した。
寺島アナは「(人間の体から)いろんな匂いが出ている中で、感染者独自の有機化合物が出ていて、これが匂うということですね」とまとめながら、先月にもフランスでコロナ探知犬のニュースがあったことを紹介。
「新型コロナの一般的な検査よりも精度が高く、犬の探知能力が科学的に裏付けられた格好です。被験者の脇の下から汗を採取して瓶に封入し、複数の犬に嗅がせたところ、陽性の場合には97%、陰性の場合も91%の制度で識別した。空港での水際対策に期待される」(寺島アナ)
また、寺島アナと田中氏はさまざまな「犬」にも注目。「それぞれ特殊な匂いを嗅ぎ分ける犬がずらっと10頭くらいいて、まずは麻薬探知犬、次は(コロナ)感染者の探知犬ってやるんですかね?」と寺島アナが疑問を挙げ、田中氏は「そして最後に出てきたのは加齢臭探知犬」と。寺島アナは「それはいらないでしょう」と言いながら、「飼い慣らせていないだけでもっとすごい動物がいるんですよね」との可能性にも言及した。
「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。 またYouTube公式チャンネルではLIVE配信と、放送後にアーカイブでお楽しみいただけます。
2021/06/08/火 05:00-06:00 | おはよう寺ちゃん 5時~6時 | 文化放送 | radiko
2021/06/08/火 06:00-07:00 | おはよう寺ちゃん 6時~7時 | 文化放送 | radiko