帳票分野No.1ベンダー、“攻め”のDXと“守り”のDXとは?

帳票分野No.1ベンダー、“攻め”のDXと“守り”のDXとは?

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8月26日放送の「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)は、ウイングアーク1st株式会社 Data Empowerment事業部の小林大悟氏をゲストに迎え、DXのやり方や今後のビジョンについて詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介致します。ウイングアーク1st株式会社は2004年に創業しました。帳票分野におけるNo.1ベンダーとして、システム現場には開発効率性の向上と運用負荷の軽減を、業務現場には業務改善と生産性の向上を実現する、“価値あるソフトウェア”を数多くの企業様に提供しています。またビジョンは“Empower Data, Innovate the Business, shape the Future. 情報に価値を、企業に変革を、社会に未来を。“とする、データ活用のプロフェッショナル企業です」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「ウイングアーク1stさんでは、守りと攻めのツーステップでDXを実践されているそうですね」

ウイングアーク1st株式会社 Data Empowerment事業部・小林大悟氏「実は細かく言うと5段階に分けています。DXってデジタルのDの世界とトランスフォーメーションのXの世界の二つが合わさってDXという名前になってます。スタート地点はデジタル化でいくんですけど、トランスフォーメーションは変革、改革なので結構大きい話ですよね。だからこれを一気にやりましょうと言っても、大きすぎるので分解してます。」

横井「具体的にどう5段階を分けているのですか?」

小林「山登りをイメージしてほしいのですが、スタート地点は方法も人それぞれバラバラの中で、動向データとかを活用してくださいみたいなことをやってます。それがうちの部署では、こういう指標を見ていこう、こういうツールを使おうと部門単位での取り組みになっていく。部門の取り組みがうまくいったら、次はこの全社になります。企業であれば他の部門と関わって何かのお仕事をしています。自分の部門だけよければよいから、全体のプロセスを良くしましょうというレベルになってきます」

横井「ここまでが3段階目ですね」

小林「ここまできたら、それを事業の差別化要素として使います。ここからが攻めの世界になってきます。これが4段階目です。さらにその上のレベル5になると、そのデータとかを活用して新しい事業を起こす。主に攻めというのはレベル4、5の世界で、守りというのは業務効率化に相当するレベル1から3を指します」

横井「確かに変革とか改革で、トランスフォーメーションっていうのはまるっきり変わることを言いますからね。、トランスフォーマーという映画がありましたけど車からロボットに変わるくらい劇的に変わっていかないと、DXとは言いませんからね」

松井「今後のビジネスのビジョンを教えてください」

小林「誰もがデータ活用できる環境です。現場でお仕事してる方には、まだデータ活用はちょっと遠い感じがしています。ただ、テクノロジーの面でいうと、一つのブレイクスルーは生成AIかなと思ってます。対話を通しながら、自分の知りたいことを質問する。その対象が自社のデータになっていると一般の方でもデータ活用は進むのかなと思います。あと、気がついたらデータが集まって、それがうまく組織の生産性を上げてるっていう形に持っていけるようにするところもプラスアルファで必要かなと思ってます」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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L is B presents 現場DX研究所

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月 20:00~20:30

『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…

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