【西武】佐藤龍世選手インタビュー 長期離脱は「自分を見つめ直すいい機会」

【西武】佐藤龍世選手インタビュー 長期離脱は「自分を見つめ直すいい機会」

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8月14日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われたソフトバンク19回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの佐藤龍世選手にインタビューした模様を放送した。長期離脱中にどのようなことを考えていたかを語ってもらった。

――復帰してからいきなりヒットが2本出ました。振り返っていかがですか?
佐藤「個人的にはヒットも出て少し安心しましたし、よかったなと思っていますけど、(1軍に)上がってきてまだ2試合勝てていないので、まず勝ちたいなというのは率直な思いです」

――6月12日の広島戦(2回戦)で途中交代ということになりました。左有鈎骨骨折で手術を受けましたが、どんな手術でしたか?
佐藤「有鈎骨を切除する手術でした。元々体には必要ない骨なので取っちゃおうということで取り出しました」

――骨折はその前の(5月6日、ロッテ5回戦で)デッドボールが原因になった?
佐藤「デッドボールは確かありましたが、折れた場所と、デッドボールが当たったところは全く別の場所で、後々有鈎骨の写真を撮ったときに手首の方(デッドボールが当たった場所)も炎症が起きていてという感じだったので、タイミングがかぶってしまいました」

――多少痛みがあっても試合に出続けたいという気持ちがあったわけですね?
佐藤「そうですね」

――昨年の試合出場が91試合でキャリアハイでした。そういった意味では並々ならぬ気持ちでシーズンに入られたと思いますが、シーズン途中でこういうアクシデントがあったことをどう捉えていますか?
佐藤「長期離脱みたいな感じになってしまったのですごく悔しかったですし、それまでに自分の思うような結果も全然出せていなかったので、自分を見つめ直すいい機会だと思い込んで、そのときはもうやるしかなかったという感じですね」

――バットを振れない期間はどれくらいだった?
佐藤「1ヶ月丸々です」

――1ヶ月もバットが振れないと、どういう気持ちになるものですか?
佐藤「バットを振りたくなりますね。バットを振っちゃ駄目と言われているのですが、こっそりバットを握ってやろうとしたりしていました(笑) 」

――バットを久しぶりに振ったときはどうでしたか?
佐藤「嬉しかったですが、全然思うように振れず、手も痛かったですし、まだ痛いところがたくさんありました。握力も最初23~24キロくらいしかなくて、思うように振れないみたいな感じが1週間ぐらい続きました」

――復帰して2試合連続ヒットがありました。前の試合(ソフトバンク18回戦)では(リバン)モイネロという難しいピッチャーが相手に3打席目でライトの大きな当たり(ライトへのツーベースヒット)が出ました。1打席目、2打席目の反省があっての3打席目と感じましたが?
佐藤「1打席目、2打席目は変化球でやられて、(チーム)全体的にも変化球を引っかけて良くない凡打が続いていたので、逆方向に引っかけないようにという意識で、同じやられ方はしないのはバッターとして大事だと思うので、そういう面では1打席目、2打席目を踏まえて3打席目で対応できたというのはプラスかなと思います」

※インタビュアー:長谷川太アナウンサー

↓地上波オンエアに収まりきらなかったほぼノーカットのディレクターズカット版はYouTubeでチェック!↓

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