【アナコラム】高橋将市「私が好きな球場・明治神宮野球場」
文化放送メールマガジン(毎週金曜日配信)にて連載中の「アナウンサーコラム」。週替わりで文化放送アナウンサーがコラムを担当しています。この記事では全文をご紹介!
▼8月9日配信号 担当
高橋将市アナウンサー
7月24日、神宮球場でプロ野球オールスターゲーム第2戦が行われました。試合はオールパシフィックが16-10でオールセントラルに勝利。両軍合わせて44安打の乱打戦を制しました。
舞台となった神宮球場は1926(大正15)年竣工。学生野球の聖地としてあまりにも有名です。都心にありアクセスもいい神宮球場。私が初めて行ったのは大学1年の4月。大学のサークルでスポーツ実況を練習する活動があり、東京六大学野球がその練習の場でした。
バックネット裏2階席に座り、先輩に指導を仰ぎながら実況練習。もちろん一般のお客さんがいる中で、大きな声を出して「ピッチャー第○球を投げました、打ちました、サードゴロ、サード1塁へ送球、アウト!」とプレーを描写。
今もそうですが、私の学生時代も高橋由伸(慶大)、川上憲伸(明治)、藤井秀悟(早稲田)など、後にプロ野球界で活躍する選手が活躍していました。高橋由伸選手の東京六大学ホームラン新記録の瞬間を目撃できたのは忘れられません。
▲放送席からのグラウンド全景
文化放送に入社し、神宮球場は仕事場の一つになりました。
文化放送の放送席はバックネット裏の真後ろにあります。古くからある球場なので放送席は広くなく新しさもありませんが、グラウンドの見やすさは少なくとも関東の球場では一番!もしかしたら日本中でも一番かもしれません。
グラウンドから程良く離れ、高さもちょうどいい。とても実況しやすい球場です。目の前にお客さんが座るので、試合中の反応も直接感じることができます。
私が神宮球場に通い始めてからずっと食べているものはカルビ丼。今年で食べ始めて29年目。私にとってのソウルフードです。
▲カルビ丼
濃い目に味付けされた肉がご飯に盛られて、非常に食べ応えあり!何度食べても飽きることはありません。先日のオールスターゲームでは、その日限定で神宮名物のカルビ丼・牛丼・カレーが盛られた「オールスター丼」が発売!これ以上ない幸せでした。
▲オールスター丼
将来的な建て替えが発表されている神宮球場。
新球場は現在の秩父宮ラグビー場がある場所にできる予定ですが、新球場も今の雰囲気をできるだけ残して欲しいと思っています。