平和の式典…呼ぶ国と呼ばない国の差は 大竹「イスラエル寄りなアメリカとつながっている外交姿勢を貫いたように見える」

平和の式典…呼ぶ国と呼ばない国の差は 大竹「イスラエル寄りなアメリカとつながっている外交姿勢を貫いたように見える」

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8月8日(水)、大竹まことがパーソナリティを務めるラジオ番組「大竹まことゴールデンラジオ」(文化放送・月曜~金曜13時~15時30分)が放送。朝日新聞の「広島に来たイスラエル大使 「瀬戸際外交続ければ…」アラブから警鐘」という記事を取り上げ、大竹がコメントした。

イスラエルによるパレスチナ自治区ガザへの攻撃が続く中、広島市は6日の平和記念式典にイスラエルを招いた。アラブ諸国からは、イスラエルへの懸念や事態の沈静化を求める声が相次いだ。

ガザ地区と境界を接するエジプトのモハメド・アブバクル大使は「広島は誰もが平和に取り組み、過去に向きあうことが必要だと思い起こさせる場所です」と語った。イスラエルとハマスの定戦交渉を仲介するカタールのジャベル大使が「なぜパレスチナだけが招待されないのか。パレスチナの都市は核廃絶を目指す地方自治体の国際機構である平和首長会議にも加盟している」と、広島市の対応に疑問を投げかけた。アラブ諸国はイスラエルだけ招いて、パレスチナだけ招かれていないというこの状況に疑問の声を上げている。

朝日新聞「広島に来たイスラエル大使 「瀬戸際外交続ければ…」アラブから警鐘」より

大竹「これは広島で行われてる原爆の式典だよね。今、核に脅かされながらも核は使わずに今日まできてる。その中で、核は使わないまでも、紛争は起こっている。銃だったり、無人機だったり、めちゃくちゃな戦争が起こってるというのがあるわけだよね。この式典は平和の式典で、核を使うのやめましょうという式典かもしれないけど、式典であると同時に日本が世界に示す外交でもあるわけだよね。そういった時に、イスラエルの人が来てパレスチナの人も来て、ここでいがみ合うかもしれないけども、ロシアの人も来てないわけだ。ウクライナの人も来て、当事者とは別の囲みのイベントの中で、これもやった方がいいと思うんだよね俺は。戦争していてお互い呼ばれてもと思うかもしれないけど、もしかしたらほんの少しでもそれ以外の国とも外交ルートがつながるかもしれないし、何か起きるかもしれないし、そこに何か目が出るかもしれないけど、当事国を呼ばないとなると、もう1つはパチスチナを呼ばないというのもちょっと外交的にはイスラエル寄りなアメリカとつながっている外交姿勢を貫いたように見えるね。外交上難しいことはあるんだろうけど、別のイベントとして別の会としてやってもよかったんじゃないかなって思いますね」

「大竹まこと ゴールデンラジオ」は午後1時~3時30分、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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