船での働き方をDX化する方法を株式会社ザブーンに聞いた!

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8月5日放送の「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)は、株式会社ザブーン代表取締役の戸高克也氏をゲストに迎え、海事産業における船員労務管理クラウドサービス“MARITIME7”について詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介致します。株式会社ザブーンは2018年10月に設立されました。海事産業における船員労務管理クラウドサービス“MARITIME7”を開発・運用する企業です。“MARITIME 7”は、船員がスマホやタブレット上で勤怠登録を行い、自動で労務管理記録簿が作成されるクラウドサービスです。複数の船に乗下船する船員を一元管理することを可能にしています。今、力を入れている取り組みは何でしょうか」

株式会社ザブーン代表取締役・戸高克也氏「自社サービス“MARITIME 7”です」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「詳しく教えてください」

戸高「“MARITIME 7”は基本的には船員労務管理という機能を主に販売させていただいてます。基本は船員さんが船上でパソコンやスマホアプリを利用して、日々の勤怠記録を受けていくというようなツールになってます」

横井「船舶管理という仕事はどういうことをするのですか?」

戸高「船舶管理の基本的な仕事は、船そのものの保守、メンテナンス、船員さんの管理、書類管理が主な仕事です。これらを通じて船を止めないということが、最大のミッションです」

松井「それが“MARITIME 7”を使用することでどのように変わっていくのですか?」

戸高「これまで船では紙とか、エクセルで記録していて、港に着いたら郵送でまとめて送るといった作業をしていました。そういった作業は、導入後はゼロになっています」

横井「船の上でのネットワークってどうなっていますか?」

戸高「海上はインターネットがまだまだ遅れているので、私達のサービスは最初からオフラインで利用できる仕組みにしております」

横井「ネットワークに繋がってなくてもソフトウェアをダウンロードして、使っていただいて、ネットワークに繋がった時に、データだけアップロードされるみたいな仕組みなんですね」

戸高「そうです」

松井「開発される上で苦労されたことはありますか?」

戸高「船の上の仕事ってほとんどデジタル化できていないので、開発の苦労というよりは逆にどれから開発するかを常に考えているところですね」

横井「今後についてはいかがですか?」

戸高「今後もっと船内が楽になるようなサービスを開発していきたいなと思ってます」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(FM91.6MHz、 AM1134kHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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L is B presents 現場DX研究所

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『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…

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