「アスリートの安全を軽視している気がする」セーヌ川を泳いだ五輪選手が嘔吐

「アスリートの安全を軽視している気がする」セーヌ川を泳いだ五輪選手が嘔吐

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8月2日(金) 寺島尚正アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『おはよう寺ちゃん』(文化放送・月曜日~金曜日 午前5時00分~9時00分)が放送。金曜コメンテーターでクレディ・アグリコル証券チーフエコノミストの会田卓司氏と、パリオリンピックの競技を行ったセーヌ川について意見を交わした。

体の中で汚水対策はできない

フランス・セーヌ川の水質悪化が懸念される中、7月31日に行われたパリ五輪のトライアスロン男子で、出場したカナダ人選手がレース後に複数回、嘔吐していたと、ニューヨーク・ポストが報じました。セーヌ川はオリンピック開催を前に大規模な水質改善に着手したのですが、7月26日から27日まで降った雨の影響で汚水が流れ込み、水質が悪化しました。公式練習もできない状態だったといいます。セーヌ川では今後、8日にオープンウォーターの女子10キロ決勝、9日に同男子10キロ決勝の開催が予定されています。

寺島アナ「セーヌ川での競技は選手にとっては大きな負担となりそうですね」

会田「どちらかというと政治的アピールが優先されてしまっていて、アスリートの健康、安全が軽視されてるような気がしますね」

寺島「あらかじめ薬を飲んで大会に臨んだという選手もいるようです。市長もデモンストレーションで泳ぎましたけど、沈んで水飲んだわけではないですからね。選手に話を聞くと、この競技の中では何度も水を飲むんだそうです。しかし体の中で汚水対策はできませんから、体に入ったらどうしようという不安の中で競技を行うのは、選手からしてみれば決してプラスではありませんね。疑問を感じながらレースに臨んだ選手も少なくはないんでしょう。まだ2つ試合が残っているということですが選手はどうするんでしょうね」

会田「また日によって水質も変わるみたいですね」

寺島「そうですね。雨が降らないことを祈るしかないという状況のようですね」

「おはよう寺ちゃん」は平日朝5~9時、文化放送(FM91.6MHz、AM1134kHz、radiko)で放送中。 radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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