【西武】菅井信也投手インタビュー プロ初勝利を後押しした炭谷の一言とは?
7月16日放送のライオンズナイターでは、ベルーナドームで行われたオリックス14回戦の試合前に、埼玉西武ライオンズの菅井信也投手にインタビューした模様を放送した。プロ初勝利を挙げた試合を振り返ってもらった。
――プロ入り3年目での初勝利おめでとうございます。
菅井「ありがとうございます」
――実感はいかがですか?
菅井「すごくうれしいです」
――山形のご家族から連絡はありましたか?
菅井「試合には来なかったが、お母さんとお姉ちゃんから『テレビで観たよ。おめでとう』と連絡がきました」
――この試合(7月15日、オリックス13回戦)、5回1アウトまでパーフェクトピッチングでした。振り返っていかがですか?
菅井「初回からテンポよく打ち取れたことがよかったのと、ゾーン内で勝負できたことがよかったです」
――5回に打たれた初ヒットがツーベースヒットでしたが、それでも気持ちが乱れることはなかったですか?
菅井「1人1人打ち取るだけということを考えて投げていました」
――6回裏にチームが先制しました。プロ初勝利の権利が発生しましたが、その時の気持ちは?
菅井「もしかしたら勝利投手になれるかもしれないと思っていました」
――7回、先頭の森友哉、続く太田椋に連打を許して、送りバントで1アウト2、3塁となりましたが、そのあとの対応が見事でしたね。
菅井「先制してもらっていたので、なんとしてもこの1点を守り切れるようにと思って投げ切りました」
――最後の杉本(裕太郎)に対して内角高めの真っすぐで三振を奪いましたが、あの球については?
菅井「(炭谷)銀仁朗さんに『ぶつけてもいいぐらい思い切って来いよ』と言われていたので、その言葉で投げ切れました」
――なかなか打線が点を取れない試合でしたが、そのあたりどうでしたか?
菅井「相手投手(エスピノーザ)もすごくいい投手で、なかなか点数が取れないのはわかっていて、試合前からなんとしてもゼロで抑えないと、と覚悟していたので無失点で抑えられてよかったです」
――6月6日の神宮(ヤクルト3回戦)でプロ初登板初先発をしたあと、リリーフで3試合投げました。リリーフの経験が先発になにかつながりましたか?
菅井「神宮の時(プロ初登板の時)に、変化球が入らなくて投げるボールがなかったが、リリーフの時に変化球を交えながら、ゾーンで勝負できたことが今回につながったと思います」
――リリーフの経験は、活きたということ?
菅井「そうですね。1イニングだけでしたが、その中でも変化球と真っすぐを全部使えるような機会を与えてもらえたことがよかったと思います」
――これから夏場になって、まだまだ活躍の場が増えると思います。今後に向けて力強い一言をお願いします。
菅井「昨日みたいなピッチングを今後もできるように頑張るので、これからも応援よろしくお願いします」
※インタビュアー:高橋将市アナウンサー
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