仲間力がビジネスのカギ!?「仲間の力を最大化するには」

仲間力がビジネスのカギ!?「仲間の力を最大化するには」

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様々な社会課題や未来予想に対してイノベーションをキーワードに経営学者・入山章栄さんが色々なジャンルのトップランナーたちとディスカッションする番組・文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」。

2024年7月1日、8日の浜松町Innovation Culture Cafeは、「仲間の力を最大化するには」をテーマに、株式会社ソラコム 執行役員 VP of Sales・滑川直人さんとFIDIA株式会社代表取締役CEO・森武司さんをお迎えしました。

入山:滑川さんは5人の営業部隊から始まり、現在は20名まで仲間が増えたわけですが、こういう時の仲間づくりってどういう風に意識されていますか?

滑川:我々ソラコムでは、そういう部分でのカルチャーフィットを大事にしていて、15個の社是のようなものがあるんですけど、そこを意識しながら採用しています。

入山:つまり、企業文化がフィットする人だけを採用すると。森さんの会社は、いかがですか?

森:僕の会社もカルチャーフィットしない人は採用しないですね。それと変わっているところで言うと、友達になれそうな人を採用するという点もあります。

入山:友達になれそうな人!?

森:うちの役員が友達で、幼稚園からの友達なんですよ。僕とその二人が役員なので。

入山:逆に、それ以外の方も、そういう基準ですか?

森:僕以外の役員も、役員を採用することがあって、そういう時はお酒を飲みに行くんですけど、友達になれそうな感覚って一瞬でわかるじゃないですか。

入山:森さんの友達、あるいは友達になれそうな8人の人が役員がいて、その役員も同じ基準で採用をするから、森さんから見ても、そういう人たちは友達になれそうだということですか?

森:そうです。紹介制のレストランってお客さんに変な人いないじゃないですか。そんな感じで、誰が誰を採用したか、全部紐づいているんです。

入山:ベンチャー界でよく使われる「リファラル採用」ですね。人づてに採用するという。それを徹底的にやっているのが、FIDIAであると。しかもその基準が友達だという。滑川さん、どうですかこのお話?

滑川:良いと思いますし、我々もリファラル採用をメインにしています。リファラル採用が、難しい分野はリクナビとか、ヘッドハントをお願いしたり。「カルチャーフィット=友達になれる」だと思ってますし、コロナ禍前は、隔週でサービスをリリースするという目標がありました。そして、そのローンチの日にみんなで集まってハッピーアワーという、軽食とドリンクを用意してパーティのようなものを行いました。その時はセールスもエンジニアも、色んな部署の人が集まって、友達みたいな感覚で「今週もお疲れ」ってやってましたね。

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本日のお客様
滑川 直人さん
外資系IT企業経て、日本IBMでは当時としては最年少部長となるSales Line Managerを務め、チームメンバーとガス・電力業界、大手システムインテグレーター、製造業などを幅広く担当。そうした経験を経て
2017年にソラコムに参画。

森 武司さん
高校卒業後、吉本の養成所に入り、4年間お笑い芸人として活動するも、若手オーディションの決勝で、野性爆弾と戦い、30対0の大敗北で引退。その後、家電量販店の販売員を経て、2005年、幼なじみの友達と「わくわくエッサ有限会社」を設立。現在代表を務める「FIDIA株式会社」は、11事業を手掛け、18年連続増収増益で年商146億円まで成長。昨年12月にダイヤモンド社から『スタートアップ芸人 お笑い芸人からニートになった僕が「仲間力」で年商146億円の会社をつくった話』が発売。

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