熱中対策ウォッチ カナリアとは?Biodata Bank代表出演

熱中対策ウォッチ カナリアとは?Biodata Bank代表出演

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7月8日放送の「L is B presents 現場DX研究所」(文化放送 毎週月曜日20:00~20:30)は、Biodata Bank株式会社 代表取締役の安才武志氏をお迎えし、“熱中対策ウォッチ カナリア Plus”や今後のビジョンなどについて詳しくお話いただいた。

松井佐祐里アナ(パーソナリティ)「まずは、企業プロフィールをご紹介致します。Biodata Bankは2018年に設立しました。“世界から熱中症をなくす”をビジョンに、熱中症予防を目的としたウェアラブルデバイス“熱中対策ウォッチ カナリア”を提供しています。深部体温を非侵襲的に推定する、独自技術を有するスタートアップです。2024年にカナリアのモデルチェンジを行い、“熱中対策ウォッチ カナリア Plus”としてリリース致しました。」

L is B代表・横井太輔氏(パーソナリティ)「熱中対策ウォッチ カナリアは、腕時計みたいな端末で、これを腕に巻くと、深部体温という中の温度を測ってくれるものですよね」

Biodata Bank株式会社代表取締役・安才武志氏「そうですね」

松井「非侵襲的というのはどういうことですか?」

安才「深部体温を一般的に計測することになりますと、基本的には体の中に温度計を入れて測るという方法が主流になっております。例えば、口や鼻から入れたりとか、耳から入れたり。体内に温度計を入れるんですけど、体内に温度計を入れると非常に日常生活に支障が出て、一般的には使えないので、体の外から体の中に入れずに推測をするというのが非侵襲です」

横井「深部体温が上昇したときに、警告音とか、バイブレーションが発動するんですよね。その時にはどういう行動をとるのが良いいのですか?」

安才「一般的には、水分や塩分補給したり、涼しい場所に移動して少し休憩をしていただくということを推奨しております」

松井「バージョンアップされたそうですが、どんな部分が変わったのですか?」

安才「大きくアップデートした点が2点あります。1点目が使える期間試用期間を3ヶ月間から5ヶ月間に延ばすという対応をしております。我々の製品は少し特殊な製品で、一度電源を入れて、その年の夏に使うというものです。なので一度電源を入れますと5ヶ月間ずっと使えて、その間は充電不要です。5ヶ月間に延ばす対応は、厚生労働省がクールワークキャンペーンという熱中症対策の重点期間を定めておりまして、これが5月から9月末までの5ヶ月間になりますので、我々もその期間にのっとって、使用期間を延ばした調整をしております」

横井「もう1点は?」

安才「2点目はバイブレーションの機能を搭載したということです。昨年まではアラートの音だけでお知らせをしていたのですが、例えば消防の方とか、防護服を着た作業員の方もお客様として増えてまいりましたので、音だけではなく振動でもお伝えをしてリスクをお知らせするという変更を加えております。グローブを付けたりとか、作業環境によっては聞こえづらいということがありましたので、振動を加えております」

横井「確かにグローブを付けて作業されてる方は、グローブが塞いじゃいますからね」

松井「今後の課題は何でしょうか?」

安才「今、法人に向けて分析のサービスを展開しているんですけど、まだまだいろんな業種に対して展開ができていない。今まで見えなかったけれど、こういう情報が欲しいなとか、こういう情報があったら新しく取り組みができるのにといったようなところに対しても面白いデータとしてフィードバックをしていきたいと考えております」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…

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