西武・岸潤一郎『球界モノノフ四天王』入りへ走れ!プロ初ヒット初HRから3日で7安打の大暴れ
西武の岸潤一郎外野手が3日の巨人戦でプロ初の猛打賞を記録した。
前日に続いて「1番センター」で出場すると、初回にショートの内野安打でヘッドスライディング。3回の第2打席ではセンター前へ。そして9回は二死1塁からレフト前安打でチャンスを広げると、栗山の一打で同点のホームに頭から滑り込んだ。
2年目の岸は1日の同カード初戦、通算18打席目でプロ初安打を初本塁打で記録。「見てのとおりです。1本出てめちゃくちゃ気持ちが楽になりました」と話すように、この3連戦2安打、2安打、3安打。計7安打の暴れっぷりで、辻監督も「素晴らしいよね。打席の中で非常に雰囲気をもって、ストライクをしっかり打ちに行けてるところが1番いい」と目を細めた。
意外にも1番という打順に関しては「とにかく緊張します。食事ものどを通らず、吐き気がする・・・それくらい緊張しますね」という岸だが、左前十字靭帯損傷で長期離脱を免れない若林に代わって、新たな1番候補としての期待も大きい。
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今週は敵地で2カードを戦うが、ホームに戻ればそんな岸の背中を『ももいろクローバーZ』が歌う登場曲「走れ!(Zバージョン)」が押してくれる。
実は、ももいろクローバーZのファン『モノノフ』である岸。昨年末にメットライフドームエリアのグランドオープンに先駆けたコラボイベント「ももクロ・ライオンZ EXPO2020」が開催された際には、ポスターを見つめる姿もあった。“誰推し”か尋ねると「しおりんが好きです」と“玉井詩織”推しであることを即答したという。
プロ野球界には数多くの『モノノフ』が存在する。アルバム「田中将大」まで発売された楽天・田中、2021年の推しメンは百田夏菜子だ。千賀や柳田を抑え、今や鷹代表のモノノフとなった石川柊太は「あーりん」こと佐々木彩夏の熱烈なファンで、19年からは登場曲にソロ楽曲も提供された。そして今年、阪神に入団した怪物ルーキー・佐藤輝明は高城れに推しを公言し、本塁打を打つとZポーズも披露している。
そんな中、球界初(?)の“しおりん推し”の登場が、ももクロの聖地・メットライフドームを本拠地とする西武の選手であることはももクロにとっても喜ばしいことだろう。田中将大、石川柊太、佐藤輝明、と肩を並べて「岸潤一郎」が『球界のモノノフ四天王』に君臨する日も、そう遠くはないかもしれない。
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群雄割拠の様相を呈するパシフィック・リーグ、王座奪回を目指す埼玉西武ライオンズの試合を中心に放送! 今シーズンも「吼えろ!ライオンズ 叫べ!文化放送ライオンズ…