TOOBOEが禁断の質問?!『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』を手がける漫画編集者・林士平とアニメタイアップについてぶっちゃけトーク!

TOOBOEが禁断の質問?!『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』を手がける漫画編集者・林士平とアニメタイアップについてぶっちゃけトーク!

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6月7日(土)、音楽クリエイターのjohnによるソロプロジェクト・TOOBOEと、『SPY×FAMILY』『チェンソーマン』を手がける漫画編集者・林士平がパーソナリティを務める特別番組『TOOBOEと林士平の“マンガ・オンガク道”』(文化放送・金曜日21時20分~)が放送。パーソナリティのTOOBOEと林士平がアニメの「タイアップ」についてそれぞれの立場で感じたことについてトークした。

林「こんなにある種誠実なんだなという感覚」-

TOOBOE「これ聞いちゃおうかな」

林士平「はい。どうぞ」

TOOBOE「アーティストとして。ダメだったらブーでいいですけど」

「わかりました」

TOOBOE「タイアップって、どうやって決まるんすか(笑)」

「アニメのオープニング・エンディングってことですよね。これは、いろいろな人の思惑が入り交じり…」

TOOBOE「でもね、多分、本当に正しいことを聞くならアニメの人呼ばなきゃいけないじゃないですか?」

「アニメのプロデューサーですよね。はい」

TOOBOE「僕みたいなミュージシャンと漫画編集者の林さんの間にそういうのが」

「いっぱいいらっしゃいますね」

TOOBOE「想像以上の大人がいるんですよね」

「沢山いますね。いろいろな力をお借りして出来上がっていくビジネスですね」

TOOBOE「そういうとこでやっぱ僕たちは一生懸命曲作って、多分いろいろな関門をくぐり抜けて」

「はい。そうですね」

TOOBOE「本番前の与太話すげえ楽しかったもんな(笑)。実際どうなん?みたいな」

「なんか僕が見てきた景色だと、たとえば声優さんの決まり方とか、音楽の決まり方がこんなにある種誠実なんだなという感覚で」

TOOBOE「あぁ、むしろ」

「なんかほとんど出会ったことがなくて。幸運にもこのプロデューサーが押してるからこれ!とか見たことがなくて。音楽も全く=で、もちろん各人の好みはあるんですよ。このプロデューサーはやたらこのアーティスト好きだなとか」

TOOBOE「まあありますよね」

「監督この人推してんな~とか。もちろん作家さんサイドもあって。で、僕は担当編集なので、基本的にはほぼないんですよ。この主演じゃなきゃ嫌だとかこのアーティストじゃないと嫌だとかはなくて、皆さんの意見を伺いつつ、1番大事なもちろん原作者さんのご意見を聞いて。とはいえ、原作者の作家さんも絶対こうじゃなきゃという方はそんなにいなくて。「ちょっとこの人はイメージと違うかもしれませんね」ぐらいのことしかないので、それを綺麗にお伝えしたら、あとはアニメーションプロデューサーが、その時の勢いだったり、影響力だったり、マッチングで決めてるなあという印象なので、思いのほかホワイトですっていうのは胸を張って」

TOOBOE「ありがとうございます」

「思いのほかホワイトです」

TOOBOE「もう本当に思惑だらけで決まっている曲があったら嫌だなあっていう。僕は本当に、自分が今まで何曲かドラマを含めて主題歌をやった時に1番大事にしてるのは、アニメファンの人が喜ぶこと。ひいては原作者が1番喜ぶことというのは思ってるんですよ」

「はい」

TOOBOE「なので、僕がたとえばいわゆる曲を出して、ダメだったみたいなこともあるわけです。たまに」

「はいはいはい」

TOOBOE「そういう時は僕も結構悔しいとは思うんですけど、代わりに採用された方が100点だったら何も文句がないわけです」

「なるほど」

TOOBOE「まあ、じゃないのもいるかもしれないですけどね」

「曲聞いて決めるのは超レアだからって感じですね」

TOOBOE「そうですよね」

「なんか心苦しいじゃないですか?曲まで作っていただいたのにノーっていうのは。なので、ほとんど曲じゃなく、「このアーティストさんこの時期で新曲作ってくれるそうです」とかで決まることが多いかもしれない。その後にラフが来て、歌詞が来てみたいな」

TOOBOE「それこそお願いしたアーティストのリリースのスケジュールもあるじゃないですか?」

「はい。あります」

TOOBOE「アルバム控えてるからちょっと出せないです。とかもあるじゃないですか」

「それで断られることももちろんありますし」

TOOBOE「だから、やっぱり全部のタイミングが噛み合って、みんながいい方向に出せるのが1番」

「いや本当にそうですね。調整大変そうだなっていつも思ってます」

そのほか、番組では、漫画と音楽について昭和から令和まで時代を追いかけながらそれぞれの視点で漫画と音楽の交差を分析した。そちらについては是非タイムフリーで。

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