噺家になったきっかけを伺いました! 『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

噺家になったきっかけを伺いました! 『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』

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文化放送で毎週日曜あさ9時から放送中の『川口技研presents~久保純子 My Sweet Home』。日曜日の朝、それぞれの家庭・家族の優しさを実感できるような温もりある番組です。毎週ゲストの方にお越しいただいて様々なお話を伺うとともに、聴いていて爽やかな気分になれる音楽をお届けする30分です。パーソナリティはフリーアナウンサーの久保純子さんです。



第462回 6/2の放送を終えて

今週も、文化放送で毎週金曜9時から放送中の「くにまる食堂フライデー・どうした一蔵!?」のメインパーソナリティーを務めていらっしゃる噺家の春風亭一蔵さんにお越しいただきました。

前職は長距離トラックドライバーをされていた一蔵さん。沖縄と四国以外は全部行かれたそうです。ラジオで育ったと言う一蔵さん。月曜に出発したら金曜の夜まで帰ってこないような、トラックの中で寝泊まりするほどの長距離ドライバーだったのだとか。全国津々浦々巡る中、ラジオと共に過ごされていたそうです。そこでラジオから落語が流れてきたと言います。一蔵さんにとっては初めての落語です。これは面白いと思い、一蔵さんは地元の図書館へ行ったところ、落語のCDがものすごくたくさんあったのだとか。一度に5枚ずつ借り、5枚を何回も聞いて、金曜の夜に帰ってきて土曜に図書館に返却し、土曜にまた借りて次の月曜からそれを積んで聞くのを繰り返していたところ、それだけ聞いていたらさすがに落語の内容を覚えてしまったと言います。そうすると同僚にこんな話があって〜と話したくなり、トラックドライバーさんが面白いと言ってくれる事に喜びを得て、落語家っていいなと思ったのがきっかけなのだとか。
そのうち面白かった落語を、一蔵さんは二役を演じ分けるようになり、同僚に笑ってもらえると、自分が面白いと思う場面をちゃんと皆が面白いと思ってくれるんだという感動から発展して、噺家を目指したそうです。
すぐに入門したくなった一蔵さんは、トラックドライバーの女社長に「明日辞める、入門志願に行ってくるから、辞めっから俺、今日で、人生かかってっから」と言ったところ、女社長に「大人がそんな簡単に辞められない、引継とかいろいろあるんだから。あんたここで辞めたら落語家になったって何になったって途中で投げ出すことになるから、1ヶ月勤めなさい」と言われたそうです。
いい社長ですね! 一蔵さんのご活躍を知っていただいているでしょうか?

噺家になって幸せでしかないと言う一蔵さん。トラックドライバーの頃は、飲み会に行くと、だいたい先輩の悪口と会社の愚痴で一杯やる。落語家にはそれが一切ないと言います。文句は出なく、どうやったら上手くなる、どうやったら売れる、あの先輩面白いよねという話だけで5〜6時間飲むのだとか。一蔵さんは、こんな素敵な団体ない! と力説してくださいました。

次週も素敵なゲストをお招きします。

お楽しみに! See you!

【本日の1曲目】 銀河鉄道999 / ゴダイゴ 
【春風亭一蔵さん選曲】 ビリミリオン / 優里 
(文/スタッフC)

川口技研のHPはこちらから https://www.kawaguchigiken.co.jp/

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川口技研 Presents 久保純子 My Sweet Home

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