「うまくいくなら全部やめて!」政治資金規正法のニュースにカンニング竹山が本音

「うまくいくなら全部やめて!」政治資金規正法のニュースにカンニング竹山が本音

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野村邦丸アナウンサーがパーソナリティを務めるラジオ番組『くにまる食堂』(文化放送・月曜日~金曜日9〜13時) 5月20日の放送では、月曜レギュラーのカンニング竹山が、政治資金規正法のニュースに独自の見解を述べた。

――今回のニュース――

立憲民主党と国民民主党は今日、自民党派閥の裏金事件を受けた政治資金規正法の改正案を衆議院に共同で提出します。改正案では政策活動費を禁止し、政党から政治家個人への寄付や精算不要な「渡し切り」の経費の支出を禁じます。また政治資金収支報告書に関する罰則強化では、政治家が連帯責任を負う連座制を導入するとしています。

竹山「このニュースを普通に聞いてると、「あ、そうなんだ。そうなるんだ」って勘違いなさる方もいるかもしれないけど、ポイントは「案を提出する」だけなんです。提出してそうなるかって言ったら全く別の問題で、おそらく自民党が反対してる限りは、過半数持っているわけだから、ならないだろうというニュースですよね。もちろん立憲と国民さんが考えたこれの方がすごくいいんでしょう。正当性もあるんだけど、これを自民党が飲むのかってなると、それは別問題」

邦丸「そうですね」

竹山「自民党は「何も変わってないじゃん!」みたいな案を出してるじゃないですか。だから変わらないだろうなあって思います」

邦丸「立憲民主党と国民民主党はもともと一緒の党だった(民進党・民主党)じゃないですか。そこから国民民主党が飛び出して、どちらかというと自民党に是々非々主義で臨み、「立憲民主、何やってんだ!」っていうことになった。それが共同で提出するんですけど、そんなに仲のいい政党じゃないですよね」

竹山「でもこの間、東京15区の補選の時は、立憲さんと国民さんは手を結んでるわけです。まあ政治評論家の方が詳しいとは思うんですけど、結局は「次の選挙」に向けた駆け引きが始まってると思うんですよ。いくら共同で提出しようが、過半数を持っているのは自民・公明の連立政権ですから極端に言うと変わりはしないわけです。じゃあどうなるのかっていうと、解散がいつ行われるか分かりませんけど、我々有権者が選挙でどこに投票するか、結局そこが一番大事。「自民だ!」っていう人もいいと思いますし「いや、野党だ!」って言ってもいいと思います。そこで全て決まるから選挙が大事。なのに意外と投票率が低い。それで後でガチャガチャになった時に、またみんなわーって言うんだけど(笑)」

邦丸「そうですね」

竹山「次の選挙でどこに入れるのか。政権を変えるっていう思いで一票入れるのか、どうするのかがものすごい大事だと思います」

邦丸「自民党のすべてとは言いませんけど、10万円以下とか5万円以下とかって言ってんじゃないですか。政治活動をする上で領収書もいらないお金が必要だって言うじゃないですか。じゃそれは、具体的にはどういう活動?(笑)」

竹山「分かんないですよね。僕もいろいろ考えたんですよ。企業献金とか「そんなのいる?」と思ったりするんですよ。お金なんか給料だけでやってくんない? と思うんだけど、例えば企業献金によって、こういう政治活動ができたとか、夜の飲み会をやったおかげで、こういう法律が生まれたとか、「竹山、お前が朝、ラーメンを食いに行ける生活も、それがあるからできるんだ」とか言われたら「表にはできない裏があるんですね」みたいに思っちゃう。そういうのも、あるかもしれないじゃないですか」

邦丸(笑)

竹山「けどどうなんだろう? 本当に全部やめて、うまくいくんだろうか? うまくいくなら全部やめてよって思うけど、必要って人もいるから必要なんだろうけどね。その辺が何十年も直ってないわけです。あとは〇〇を用いるしかないと思うんですよね。この国は〇〇がないから。〇〇を作っちゃうと色々首絞めることになって嫌なことがあるんでしょうけど」

一体、竹山はどんなアイデアを出したのか?トークの続きはradikoのタイムフリー機能でご確認ください。

「くにまる食堂」は平日朝9~13時、文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。

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