そもそもNFTって何?株式会社サンロフトのNFTの取り組みとは?
4月22日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、株式会社サンロフトの代表取締役社長の松田敏孝さんをお迎えし、会社の活動や注目のサービスについて詳しくお話いただいた。
松井佐祐里アナ「まずは、企業プロフィールをご紹介させて頂きます。株式会社サンロフトは、Web制作、システム開発、マーケティングの事業を主な柱とするIT企業です。朋電舎のコンピューター事業部を分社化し、その後、独立。1992年に株式会社サンロフトに社名を変更しました。“テクノロジーを親しみやすく”を経営理念に、静岡県の地方都市に根ざしています。また、時流適応を行動指針として掲げ、時代の変化に対応しています。今、力を入れている取り組みなんでしょうか?」
株式会社サンロフト 代表取締役社長・松田敏孝氏「AIシステムの開発とNFT事業の立ち上げになります」
L is B代表・横井太輔氏「NFTの説明をお願いできますか?」
松田「Non-Fungible Tokenの略なんですけど、ブロックチェーン上に刻まれているデジタルデータになるので、改ざんされないんですよ。これが本物ということで証明できるわけです。あとは限定100枚だけですというふうに希少性を持たせることができるわけです。そういう特徴を持ったデジタルデータのことをNFTと呼んでいます。」
NFT…ブロックチェーン(分散型台帳)技術を基盤にして複製や改ざんを難しくしたデジタルデータのこと。
横井「どんな事例がありますか?」
松田「まだ立ち上がりの時期なのでエンタメ系が多いですね。アイドルがNFTを作って販売しているとか、あとスポーツ選手なんかも多いですよね。プロ野球の球団なんかでは選手のNFTというものを、もうほとんどの球団が売り出していると思います」
横井「それは選手のカードみたいなやつですか?」
松田「そうです。昔、紙のカードがありましたけど、あれがデジタルになったというふうに考えればわかりやすいですかね?」
横井「例えば、1000枚しかこのカードはありませんっていうのが、番号が1番から1000番まで振られていて、これはコピーしようがないっていうことなんですよね?」
松田「そうですね。これが本物だと証明されているっていうことですね。今こういうエンターテイメントとかスポーツとかで始まってるんですけど、これからは一般のビジネスの方にも全部出てくる。いろんな契約書であるとか、例えば大学の学位証明書とか」
松井「NFTのアプリの珈琲物語というものをサンロフトさんは作っているそうですね」
松田「NFTを発行する、それから保管するところのアプリを作りました。それを使って、カフェをやってる皆さんが普通だったらコーヒーを販売しているわけですけど、プラスいくらか払っていただくと素敵な映像とかそういったものがNFTとしておりてきます。それは限定100枚とか。あとは、そのカフェを応援してくれた一つの証明になるわけです。カフェにはファンの方々も多いので、それ買うよっていう形でNFTを楽しんでいただけてる」
松井「利用された方からの声は?」
松田「やっぱり喜んでもらいましたね。」
松井「NFT市場について、松田さんは今後どのような予測をされてますか?」
松田「NFTって、2022年ぐらいに一度バブルがはじけてますよね。本当になんてことのないような絵とかがすごい値段がついたりといろんな問題がありました。それがはじけて投機的な人が去ってる状況で、ようやく真っ当な使い方がこれから始まっていく時かなというふうに思っています」
「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。
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この記事の番組情報
L is B presents 現場DX研究所
月 20:00~20:30
『温故知新』をテーマに、建設業や小売業など現場向けのビジネスチャットツール『direct』などをリリースする会社L is Bの横井が、様々な企業の代表者と対談…