村上信五くんと経済クン「傘と経済」

村上信五くんと経済クン「傘と経済」

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毎週土曜日朝9時~放送している「村上信五くんと経済クン」。

5月22日の講義は「傘と経済」。

傘のシェアリングサービス「アイカサ」を徹底研究しました。

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【「アイカサ」の生みの親・丸川照司さん】

1994年生まれの26歳。お父さんが日本人、お母さんは台湾人で、幼少期を日本・台湾・シンガポールで過ごす。マレーシアの大学に留学中、シェアリングサービスに注目し、大学を中退して2018年6月に傘のシェアリングサービス「アイカサ」を運営する株式会社Nature Innovation Groupを設立。

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【シェアリングサービスに注目したきっかけは?】

中国やマレーシアでは数年前からポピュラーで、毎日配車タクシーなどを使っていた。日本ではあまり普及していなかったので、目をつけた。

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【「アイカサ」はどこで利用できる?】

首都圏だと東京や神奈川、埼玉、また関西などの駅を中心に850か所設置している。市場には1万5000本ぐらい傘を出している状態。会員登録は13万人ほど。

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【どのようにして使う?】

アプリをダウンロードして会員登録をすると、マップで傘立てのスポットを探し、QRコードをかざせば1分以内に傘を取り出せる。1回24時間以内だと70円で利用可能。1ヵ月の使い放題だと280円。100均で買うよりは安い値段で使ってもらえるようにと設定した。返却率はほぼ100%。傘ひとつひとつにICチップが入っていてシリアルナンバーがふられている。1人2本まで借りられる。

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【デザインにも秘密が】

多くの企業とコラボして、傘を広告のようにしてユニークな傘を作っている。自治体やガス会社、鉄道会社などとコラボしている。ちなみに上野の傘はパンダのデザイン。

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【どうして傘に着目?】

大学生の頃、何度も濡れて帰っていた自身の経験から思いついた。事業をスタートした時は3人だった。そこから苦労して営業を重ねた。

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【最近増えたアイカサのサービスとは?】

アイカサのアプリ内に天気予報を入れた。傘を忘れて使うユーザーももちろんいるが、「今日は手ぶらで過ごしたいから午後はあえてアイカサを使う」というユーザーが意外と多いことに気づいたため。

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【今後のさらなる展望は?】

雨が降ったときに、コンビニより先に目の前にアイカサがあるという状況を作りたい。雨の日の移動を快適にできるので、「傘を買う」という概念すらなくしていきたい。そうすることによって、捨てられる傘の本数も減らしていきたい。

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村上さんもおっしゃっていましたが、優しそうな雰囲気の丸川さん、内に秘めていらっしゃるバイタリティがすごい!どんどん傘の設置ポイントも増えてきているということで(山手線は全駅設置しているそうです)これからどこまで広がっていくか注目です!

坂口愛美

 

 

 

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「経済初心者」の村上信五が、ゲストの方に教えを請いながら 「お金」に強くなってゆく番組です。 「お金持ち」しか持っていない情報を イチ早く皆さんに提供できるよ…

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