【西武】栗山巧選手インタビュー 22年間のプロ生活で感じた打者としての『乗り越えられない壁』とは?

【西武】栗山巧選手インタビュー 22年間のプロ生活で感じた打者としての『乗り越えられない壁』とは?

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3月8日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの栗山巧選手にインタビューした模様を放送した。昨シーズンを振り返り、栗山選手の打撃について『ホームラン』という側面から訊いた。

――昨シーズンのベストプレーは?
栗山「ベストというと難しいが、打撃のスイングとしては西くん(西勇輝投手)から打ったホームラン(5月31日、西武-阪神2回戦、2023年シーズン第1号)と石川くん(石川柊太投手)から打ったホームラン(9月1日、ソフトバンク-西武19回戦、第7号3ランホームラン)。このスイングはきれいだったなと思いますね」

――打った瞬間にきれいだとわかった?
栗山「打った後、打球の曲がり方やスピンの感じも見て一致した感じですね。体の使い方とスイングと打球の行方で、『よかったんだな』と」

――よかったことはすぐに把握できるもの?
栗山「スイングだけではほとんど把握できないですね。打球の結果も見て、それとイコールになることが多かったです」

――石川柊太投手にノーヒットノーランをされた次の対戦がホームランを放った試合でしたね?
栗山「そうでしたね。あのホームランも本当によかったです」

――年末の契約更改後の記者会見では「寂しい数字になったけど、いいところも出た」と話されていましたが例えばどのようなところ?
栗山「ホームランが出ているところ。あとは残念ながらフェンス直撃で二塁打にならないケースが多々あったところです(笑)。外野の頭をしっかり越えてフェンスまで届く強い打球が出ているところはいい点だと思います」

――昨シーズン、栗山選手は本塁打の割合が高かったですが(2022年は63安打で3本塁打、2023年は34安打で7本塁打)、要因は?
栗山「たまたまだと思いますよ(笑)。狙ってやったことではない。ホームランに関して僕は専門ではないので、角度がつくかつかないかというたまたまの要素が強いです」

――昨シーズンの栗山選手のホームランは打った瞬間に入るとわかるホームランが多いように感じますが?
栗山「そうなってしまうんですよ(笑)。入るかどうかという打球が入れば中距離打者、長距離打者と言えるんです。でもはっきりしてしまうので、そこはもう乗り越えられない壁かもしれない。(22年間のプロ生活で)その能力は伸びてこなかったので、しょうがないです」

――ならば持てるものを伸ばしていこうということですね?
栗山「そうですね。打った瞬間にホームランとわかる打球がスパッときれいなスイングで出てくれれば嬉しいなという感じです」

※インタビュアー:斉藤一美アナウンサー

地上波オンエアに収まりきらなかったほぼノーカットのディレクターズカット版はYouTubeでチェック!↓

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