5月26日 これって現実? それとも「デジャ・ヴ」?
今週のゲストは、萩原健太さん。
今回もおなじみ「ボックスおじさん」の本領発揮で、
5月14日に発売されたばかりの、アメリカン・ロック史に輝く名盤、
クロスビー・スティルス・ナッシュ&ヤング「デジャ・ヴ」の
50周年記念盤(4CD+1LP)をご紹介いただきました!
*プレイリスト*
★ティーチ・ユア・チルドレン(2021リマスター)
Teach Your Children(2021 Remaster)
*A面2曲目。「洋楽ジャパン」スタジオで生唄を披露してくれたグレアム・ナッシュの作品。ペダル・スティールにジェリー・ガルシア参加。シングル・カットされ全米16位。「小さな恋のメロディ」ラストシーンでも使われている。ナッシュはこの歌をホリーズ時代に書いていた。
「小さな恋のメロディ、よかったよね」(邦丸さん)
「ナッシュがここに来た日、クロスビー・スティルス&ナッシュのコンサートがあってこの歌を歌ったんだけど、客席みんな大合唱してましたね」
「その日の放送で、僕が『マラケッシュ急行』をかけたんです。そしたらナッシュが『この曲は日本で人気あるのか』って聞くから、ありませんとも言えないので、ありますよ! と答えたらその日のコンサートでやってくれたんです。でも客席は微妙な雰囲気で(笑)」
★ウッドストック(オルタネイト・ヴォーカルズ)
Woodstock (Alternate Vocals)
*ジョニ・ミッチェル作。リード・ヴォーカルはスティルス。第一弾シングルとなり、全米11位を記録している。
「オリジナルよりソウルフルな感じですよね」(健太さん)
「俺こっちの方が好きかも」(邦丸さん)
★ヘルプレス(ハーモニカ・ヴァージョン 2021リマスター)
Helpless (Harmonica Version) (2021 Remaster))
*A面4曲目、ヤング作。自身の小児麻痺の記憶から生まれたと言う。「いちご白書」で使われたことでもおなじみの一曲。「ラスト・ワルツ」ではジョニ、ザ・バンドと共に演奏された。
「ニール・ヤングは、自分でボックスを出しているせいか、今回あまり音源を提供してないんですよ。僕はそっちの箱も買わざるをえないんで…」と自嘲気味に笑う健太さんでした!
★僕達の家 Our House (Demo with Joni Mitchell))
*ナッシュ作、シングルとなり全米30位。このデモでは同棲中だったナッシュとジョニ・ミッチェルのシアワセ一杯の雰囲気が味わえる。
「ホントにいいね!」
「あったかいですよね…」
萩原健太さんご登場、配信イベントのご紹介です。
「CRT & レココレ プレゼント vol257、
新宿シティ・ポップ井戸端会議 その2
『フォー・ユー』前夜 1981年を考える」が、
今週土曜日、29日のよる8時から配信されます。
詳しくは健太さんのブログをご覧ください。
<オープニング・ナンバー>
恋のかけひき/ハミルトン、ジョー・フランク&レイノルズ
「名前が並ぶグループつながり、ってことで…」(邦丸さん)
★☆★☆★本編は