【西武】隅田知一郎投手インタビュー 新球種ツーシームは松坂大輔臨時コーチのアドバイスを参考に「左打者に嫌だと思ってもらえるボールにしたい」
3月1日放送のライオンズエクスプレスでは、埼玉西武ライオンズの隅田知一郎投手にインタビューした模様を放送した。昨シーズンの振り返りと今シーズンの意気込みについて、そしてキャンプで松坂大輔臨時コーチと取り組んだ新球種について訊いた。
――一昨年の終わり方(初勝利を挙げてから10連敗)から、昨年はどのようにシーズン開幕を迎えた?
隅田「1年目の気持ちでいきました。僕の1年目は異例のシーズンなので(笑)。特に気にすることなく、『新しい隅田』だと思って入りました」
――その考え方が成績の良化に繋がった?
隅田「昨シーズン初登板も6回1失点でスミイチ(4月5日、楽天-西武2回戦、1回裏に楽天が先制して、そのまま1-0で試合終了)で負けてしまった。また連敗だと騒がれましたが、全然気にしていなかった。年間通してやれることが大事なので、いいスタートを切る意識で今年は取り組んでいます」
――6月から成績がよくなりましたが、変化は感じた?
隅田「まだ6月は6割、7割でした。シーズン終盤に成果を感じましたが、その時はまだですね」
――よくなったと感じたのはいつ頃?
隅田「8月ですね」
――8月9日の日本ハム戦で初完封勝利を挙げましたが、そのあたりから?
隅田「もう少し後かもしれないですね。その時も意識はしていましたが、完封した試合は掴みつつあったくらい。僕は毎試合投げ終わったら自分の映像を振り返るんですけど、試合の時のイメージや感覚と映像をすり合わせた時に、『いい球が増えてきたな』とか『いい感じに投げれているな』と思うのが増えてきたのが8月でした」
――8月、9月の感覚を大切にしていかないといけませんね?
隅田「そうですね」
――今年のキャンプで松坂大輔臨時コーチとはどのような話をした?
隅田「今年からツーシームを投げようとしているんですが、そのイメージやどのように投げた方がいいか、投げるコースや間違えやすいポイントなどをかなり訊きました」
――隅田投手のツーシームはどのようなイメージ?
隅田「左打者をのけ反らせるようなシュート系ですね。左打者に嫌だと思ってもらえるボールにしたいです」
――ツーシームを習得しようと思ったきっかけは?
隅田「左打者へのインコースの真っすぐが有効なのは分かるのですが、そこで2種類のストレートがあればより嫌だろうなと思った。(球種としてツーシームが)あるなと思ってもらうだけでも違うので、そんな意識付けができる球種にしたいです」
――最後にリスナーの皆さん、ファンの皆さんへメッセージをお願いします。
隅田「1年間『やる獅かない』という思いをもって、マウンドに立ち続けたい。チームを引っ張っていく成績を残して、日本一とリーグ優勝を達成できるように頑張っていきます!」
※インタビュアー:長谷川太アナウンサー
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