「日経コンストラクション」編集長、2024年土木建設業界の注目プロジェクトを語る!

「日経コンストラクション」編集長、2024年土木建設業界の注目プロジェクトを語る!

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3月11日放送の「L is B presents 現場DX研究所」は、「日経BP日経コンストラクション」編集長の眞鍋政彦さんをお迎えし、2024年の土木建設業界の注目プロジェクトについてお話いただいた。

松井佐祐里アナ「2024年の土木建設業界の注目プロジェクトは何ですか?」

日経BP日経コンストラクション編集長・眞鍋政彦氏「リニア中央新幹線と大阪湾岸道路西伸部と大阪関西万博です」

L is B代表・横井太輔氏「詳しく教えてください」

眞鍋「まず、リニア中央新幹線。ご存知の通り東京―名古屋間を最速で40分。すごいプロジェクトですね。一応2027年を目指してはいるんですけど、もしかしたら27年以降になるかもしれないということをJR東海さんが昨年12月に発表されています。今は様々な場所で、トンネル工事とか橋の工事とか行われています」

松井「トンネル工事って、特徴的なんですか?」

眞鍋「大深度地下、地下40mよりも深い場所にトンネルを掘ります。」

横井「大阪湾岸道路西伸部というのは?」

眞鍋「神戸の六甲アイランドから西に14.5キロ伸ばす事業です。そこで世界最大級の斜張橋のプロジェクトがあります。こういった橋って最近、日本でも作られなくなってます。

松井「海の上にどうやって作るんですか?」

眞鍋「今回の工事がこのやり方でやるかわからないですけど、一般的な橋の作り方としては、海を矢板みたいなもので閉め切って、水を抜いて構造物を作る方法があります。あとは、巨大なコンクリートの筒みたいなものを陸上で作って海上まで運んで、それを海底まで下ろします。その後、そのままだと倒れちゃうので、専用の作業室に空気を送り込んで、陸上と同じ環境を作り出して、そこで掘って固い地盤まで掘り当てる。それを基礎として橋を建てるみたいなやり方が一般的と言われています」

松井「面白いですね~」

横井「あと2025年の大阪関西万博、よくニュースでは工事の遅れを耳にしますけど、眞鍋さんの目から見て間に合いそうですか?」

眞鍋「今、話題に上がってるのは建築の方なんです。我々は土木の雑誌なので、土木の方は比較的順調に進んでいます。ほぼ全ての工事が24年度に終える予定です」

「L is B presents 現場DX研究所」は毎週月曜20時~20時30分まで文化放送(AM1134kHz、FM91.6MHz、radiko)で放送中。radikoのタイムフリー機能では、1週間後まで聴取できます。日本最大級の音声プラットフォーム「Voicy」でもアーカイブ配信しています。

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