ダーモディ緊急先発でもやればできる！非常事態もチーム一丸でドロー【5月27日(木)広島4-4西武】

緊急事態をチーム一丸となって乗り越えた。
 
ようやく交流戦開幕を迎えた27日、ライオンズは試合前にキャプテン源田の新型コロナ感染が判明。濃厚接触の可能性がある7選手も自主隔離として、先発はニールからダーモディに変更、指名打者も使えないセ・リーグ主催試合に控え野手わずか2人で臨む非常事態となった。
 
それでも初回、主砲・山川が2点適時二塁打でチームを勇気づけると、2回にはルーキー若林が2号ソロ。序盤に4点を奪い、リードをもって試合を進めた。
 
緊急先発を任されたダーモディは5回を86球1失点。8安打を許しながら無四球、源田に代わってショートを守る山田遥楓の好守にも助けられ、しっかりと試合を作った。「急遽先発と言われてびっくりしたけど、すぐに『しっかり投げよう』という気持ちになったよ。マウンドに上がればやることは変わらないし、みんなを信じて投げるだけだった。初回から点を取ってくれたから楽に投げることができたし、難しい状況の中で援護点を取ってくれて感謝しているよ。」と振り返ったダーモディ。来日初勝利こそ逃したものの、チームを救う見事な投球を見せた。
 
コロナ禍に苦しむ両チームの総力戦は1勝以上に価値ある引き分けとなった。
 
【5月27日(金)17時55分～21時30分ON AIR】
解説：山崎隆造さん
実況：伊東平アナウンサー（RCC）