【西武】宮澤太成投手インタビュー 「将来的には抑えを任せてもらえるように頑張っていきたい」
1月17日放送のライオンズエクスプレスでは、ドラフト5位ルーキー宮澤太成投手にインタビューした模様を放送した。自身の強みやプロでの目標を訊いた。
――自主トレが始まって、まだわずかですが、さっそくブルペンに入りましたね?
宮澤「そうですね」
――自分から投げたいという気持ちがあった?
宮澤「自分から投げたいなと思って、立ち投げで軽く投げた程度だったのですが、やっぱりプロのマウンドは硬い球場が多いので、そこに慣れるという意味合いで入りました」
――今まで投げてきたマウンドと比べると、どんな感触だった?
宮澤「しっかり硬くて、あまり掘れない感じだったので、うまく利用できればいい球が投げられると思う」
――ブルペン入り第1号ということで、なんでも一番はいいですね?
宮澤「そうですね。後々気づいたことで、そのときは意識していませんでした」
――ご自身はどういったタイプのピッチャー?
宮澤「ストレートとフォークが持ち味のタイプだなと思っています」
――非常に落差の大きなフォークボールだと聞いていますが、どういう意味合いを持つボールですか?
宮澤「自分の生命線だと思っていますし、空振りを奪う上で必要なボールだなと感じています」
――昨年1年間、四国アイランドリーグの徳島インディゴソックスでプレーをして、12試合に登板し、3勝2敗。19イニングと3分の1で21奪三振という記録が残っています。1イニング1個以上の三振ですが、ご自身としていかがですか?
宮澤「もうちょっと取りたかったなという感じではあるが、1イニング1個以上取れたということは、最低限よかったかなという感じです」
――フォークボールがやはり大きな武器になった?
宮澤「フォークで三振をよく取っていたので、そこが結果として出ていたのかなと思います」
――最速155キロのストレートに関してはいかがですか?
宮澤「真っすぐも自分の大きな武器のひとつだと思っている。球速もそうですが、手元の力強さとか圧みたいものが持ち味かなと思っているので、そこをアピールしていきたいなと思っています」
――出身は長野高校ということで、学力の部分で名門高校です。受験勉強はやりましたか?
宮澤「高校受験前はしっかり受験勉強、対策して挑みましたね」
――一番得意な教科は何だった?
宮澤「一番得意だったのは数学です」
――でも文系ですよね?
宮澤「そうですね。数学得意な文系は受験で有利みたいです(笑)。逆に利用した感じです」
――そして大学は北海道大学に進学し、さらに学部は法学部というのはどうして?
宮澤「北海道大学は野球もしっかりやっていると話を聞いていて、勉強もしっかりできますし、勉強と野球、両方しっかりやりたいなと考えていたので、自分の考え、価値観でマッチングしたというところで北海道大学を選びました。法学部というところはあまり気にせず、文系の学部の中で響きがかっこよかったので法学部を選びました(笑) 」
――大学時代に徳島インディゴソックスのトライアウトを受験したということですが、これはどういう経緯ですか?
宮澤「大学の卒業単位は全て取り切っていたので、そのうえでNPBに一番近いところでプレーしたいなと思っていて、徳島インディゴソックスさんが、そのときNPBに 10年連続で複数人選手を輩出していたと聞いて、そこでプレーできればNPBに近付くかなと思ったので、トライアウトを受けました」
――徳島インディゴソックスの出身者が西武には8人います。多いですよね?
宮澤「多いですね」
――同じチームの出身者が、これだけたくさんいるということに関しては?
宮澤「本当に心強いですね。一緒に高め合って頑張っていけたらなと思っています」
――プロに入って、まず目指すポジションは?
宮澤「まずは中継ぎで試合数を経験していって、将来的には抑えを任せてもらえるように頑張っていきたいと思っています」
※インタビュアー:文化放送・長谷川太アナウンサー
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